表の顔の裏の裏の裏の裏
その裏の裏の裏の裏を晒す
出典: UNKNOWN ORCHESTRA/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
ここの「裏」の数を数えたことのあるファンは多いでしょう。
結果、裏なのか、表なのか?(※数的には最終的に「表」の意味になる)
それとも“裏of裏”、つまり絶対に秘密の不可侵領域を指すのか?
もしくはただの言葉遊びなのか…?
聴くものを翻弄する歌詞です。
“ファンをブラックユーモアで貶めている”と捉えるといいかもしれません。
裏リズムに乗せてますます「裏」感を出している
さらに、この歌詞の部分は“裏リズム(裏拍)”仕様。
「うら」の“ら”の部分にアクセントを持ってきています。。
これが繰り返されることで“裏側感”がしっかり打ち出されている感じ。
不思議な音韻に惑わされ聴くたびに脳がトリコ状態に。
この曲を聴き始めると、この“裏の”部分をワクワクしながら待ってしまいます。
TAKUYA∞氏の完璧なリズムを、あえて崩して歌っている。
これを聴くと耳が心地よくてゾクゾクします。
この歌詞の意味は?
<LIVE(=パーティー)でこそ、自分もファンも解放される>。
ここの歌詞はこんなふうに捉えられるのではないでしょうか。
LIVEで一体感が最高潮に達したとき。
その瞬間、会場全体がトランス状態に陥っていると感じます。
UVERworldのLIVEはTAKUYA∞氏のMCもあって、まとまり方が凄い。
そんなときのUVERworldは、ファンとともに一歩向こう側の世界に到達するのでしょう。
この「UNKNOWN ORCHESTRA」の歌詞はその状態を表現したものなのでしょう。
LIVEでのトランス状態
絶えず燃える脳内禁断の扉 公開のピッキング癖になる
喰らい尽くす本能 ドM 感じが大事だな
人に狂わされる快感
出典: UNKNOWN ORCHESTRA/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
この部分の歌詞はすごく印象的ですね。
TAKUYA∞氏のブラックジョークに満ち満ちています。
思考の裏側には煮えたぎったようなちょっぴりやましい解放感。
それをさらけ出せる場所は、LIVEパーティーの瞬間だけ。
人にはふだん見せられないような自分もさらけ出せる場所。
「そこにいるときこそ至高!」という意味ではないでしょうか。
誰だって、いつも自分を作ってばかりでは疲れてしまいますね。
UVERworldにとって<自己解放できるLIVE=最高の楽園>なのかもしれません。
2~3行目は“メンバー&ファンは強く依存し合っている”という意味かも?
意味深な歌詞に想像力を掻き立てられます。
英語の部分、あなたはどんなふうに訳す…?
歌い踊り狂う!
Breaking down Breaking down Breaking Dancing
Come to go the end where I don't know
Getting down Getting down Getting Dancing
Do Pang! お化けパー券 ポイ×3
出典: UNKNOWN ORCHESTRA/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
<壊れて壊れて踊れ!
自分の見たこともない限界に来てみろよ!
堕ちて堕ちて踊れ!>。
この部分の英語は、そんな意味でしょうか。
意味不明なのは4行目。ここは言葉遊びでしょうか?
「P」の破裂音で語呂合わせでしょうか?
(とくに意味はないのかも…?)
この歌詞はおそらくLIVEをパーティーに見立てたシーンでしょうね。
LIVEの一体感と高揚感の印象です。
You know you get high
抜け出せずに
Respect for yourself Don't you look it back
What are you looking for?
I see it by magic
We will go together
We will get higher
出典: UNKNOWN ORCHESTRA/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
この英語の歌詞は、どう解釈していいのか分かりません。
3行目では過去の自分を否定しないよう促している…?
4、5行目では「何を探しているの?僕が魔法で見てみよう」。
6、7行目は「共にゆこう、高みまで」。
そんな感じに思えます。
(ここの解釈をどなたかにお願いしたい…!)
ところでこの歌の日本語の歌詞の部分はブラックユーモアだらけ。
ですが英語の歌詞の部分は全般、ずいぶんピュアな印象ですね。
裏も表もさらけ出した歌詞。とても奥深いです。