線路のない道をゆく
想像を超えて進みたい
歯車のように噛み合う
力は一人じゃ伝わらない

出典: STAR TRAIN/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

広島から東京に向かう際には「線路」が存在しました。

一つの道、線路によって二つの土地は陸続きで繋がっている。

しかし、今Perfumeが目指している「世界」は海で隔てられています。

それだけ遥か遠くの世界へと飛び込んでいかなくてはならない。

そうなれば、過去の常識や歴史に囚われていてはいけない。

今までの自分たちの想像を超えた世界に進まなければならない。

そんな新しい決意を持ってPerfumeは進み始めます。

一人一人、別の道を歩くのではない。

がっちりと3人と噛み合わなければならない。

3人だけではないかもしれません。

中田ヤスタカさん、振り付け師、ライブスタッフなどのバックアップメンバーの存在。

それらの人々が歯車のように噛み合うことで、初めて世界を羽ばたくことができる。

そんな「チームPerfume」の団結力を読み取ることができます。

全てがスタートライン!

【STAR TRAIN/Perfume】歌詞の意味を考察!彼女達の歴史とこれからを煌めく音楽に乗せての画像

ここまで「過去」と「未来」というワードで歌詞を分析してきました。

彼女たちの過去の記憶、そして未来への眼差しが読み取れました。

最後にPerfumeの「現在」です。

I don't want anything.
いつだって今が
Wow 常にスタートライン
Music is everything.
遥かなユニバース
Wow 走れ STAR TRAIN

出典: STAR TRAIN/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

この歌詞は、繰り返し歌われるサビの部分です。

Perfumeにとっては「現在」は常に「スタートライン」なのです。

広島から東京に進出し、ブレイクしたことがゴールではない。

日本を飛び出して世界ツアーを成功させたことがゴールではない。

ブレイクは新たなステージへのスタートである。

世界ツアーは新しいステップへのスタートに他ならないのです。

Perfumeに限界は存在しない。

これから新しい「ユニバース=宇宙」へとまた走っていく。

手にできるのはいつも片道切符かもしれない。

想像を超えた場所に行くには不安がついてくるかもしれない。

しかし、チームで歯車を合わせればどんな世界だって走っていける。

STAR TRAINという名の列車に乗れば、私たちはどこまででも行ける。

そんなPerfumeの力強い声が聴こえてくるようです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

まさに「STAR TRAIN」はPerfumeにとっての集大成の曲と言っても過言ではありません。

集大成であると同時に、新たな世界への眼差しが感じられる1曲です。

これからどんな進化を遂げ、私たちにどんな世界を見せてくれるのか。

一人のファンとしても、楽しみで仕方がありません。

途中、歌詞を引用した「ワンルーム・ディスコ」も名曲として名高いですね。

また、ブレイクのきっかけとなった「ポリリズム」もやはり名曲です。

「ポリリズム」についてはこちらの記事も参考になさってみてください。

Perfume大ブレイクのきっかけとなった「ポリリズム」。その歌詞の意味と斬新でポップな中田ヤスタカのサウンドの秘密に迫りたいと思います。

これからもPerfumeの活躍から目が離せません!

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね