「名探偵コナン」エンディングテーマ

倉木麻衣【無敵なハート】歌詞の意味を徹底考察!明日への乾杯に込めたものって?無敵の力をくれるのは何の画像

数多くの名曲をリリースしていた倉木麻衣さん。

この「無敵なハート」は40枚目のシングルとして2014年に発売されました。

「STAND BY YOU」との両A面でのシングルになっています。

人気アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマにも起用されました。

倉木さんは「名探偵コナン」のテーマソングを歌っていますが、この曲は17回目のタイアップです。

本当の自分を見失っていた私。

そんな私が徐々に気持ちを取り戻し、前向きな気持ちになっていく様子歌詞に描かれています。

それでは、この「無敵なハート」の歌詞について詳しく見ていきましょう。

今の自分

仕方のない嘘

いつしか自分見失ってた
「大丈夫」って 本当は嘘
言い訳なんて もうどうにもならない
心が踊るようじゃなきゃね

出典: 無敵なハート/作詞:倉木麻衣 作曲:平賀貴大・望月由絵

歌詞を見てみると、本当に自分の生き方に納得がいっていない様子が伝わってくるのではないでしょうか。

生きている中で、知らない間に自分は本当の自分がわからなくなってしまっているのです。

何かつらいことがあっても、悲しいことがあっても、それを感情として表には出していなかったのしょう。

「自分は大丈夫だから」と言ってまわりの人に気を遣っていたのです。

しかし、本当はまったく大丈夫ではなかったのでしょう。

このような感情に共感できる人も多いかもしれません。

歌詞の3行目。

嘘をついていたことへの言い訳を意味しているのでしょう。

しかし、わざと嘘をついていたわけでもなく、仕方がないことのです。

「大丈夫」だと言ってしまうことは、自分でもどうすることもできなかったのでしょう。

消えてしまいそう

心にひとつずつ 火を灯してきたけど
ごめん ため息ついちゃった
このままじゃ消えそう

出典: 無敵なハート/作詞:倉木麻衣 作曲:平賀貴大・望月由絵

先ほどの歌詞から、自分の心はとても悲しいものだったということがわかるのではないでしょうか。

少なくとも明るい様子はあまり感じられません。

歌詞の2行目にある「火」という言葉。

この言葉が表しているのは、喜びや明るさなどポジティブな感情です。

まるでろうそくに火をつけていくように、少しずつポジティブな感情を出していきたいのでしょう。

しかし、嫌なことがあったときに、ため息でその火をふっと消してしまったのです。

自分の心の中で、ポジティブな感情よりもネガティブな感情が多すぎて、火がどんどん消えていく

このままだと、何本もあるろうそくの火がどんどん消えていってしまうのです。

心の中の火が無くなってしまうことに恐怖を覚えているのでしょう。

徐々に前向きに

本当はすごい

無敵なHEART 騒ぎだして
さあ 心ほどいて respect yourself

出典: 無敵なハート/作詞:倉木麻衣 作曲:平賀貴大・望月由絵

先ほどまでの歌詞はとても悲しく暗い印象を受けるものでした。

しかしこの歌詞からは徐々に前向きな印象の歌詞になっています。

自分の心は本当は無敵なのです。

誰にも負けない、強い力を持っているのでしょう。

その気持ちが徐々に湧き出てきたのかもしれません。

歌詞の2行目には「ほどいて」という言葉があります。

おそらくこれまでは、とても縛られているような気持ちだったのかもしれません。

本当の自分をさらけ出せないように、しっかりと紐や鎖で固められていた自分の心。

その紐や鎖をほどいていくのです。

まるで自分を解放していくかのように感じ取れるのではないでしょうか。

そして自分自身を尊敬していくのです。

本当の自分はすごいんだ」ということを信じているのでしょう。

あの時の自分に

本当の自分でいれば
夢中で夢見てた私に be back

出典: 無敵なハート/作詞:倉木麻衣 作曲:平賀貴大・望月由絵