ずっと真夜中でいいのに。【勘冴えて悔しいわ】歌詞の意味を解釈！世の中は息苦しい？どう振る舞えばいいの

2018年に突如現れ、ネット上を中心に活動しているアーティスト、ずっと真夜中でいいのに。(通称ずとまよ)

2019年の現段階では、ずとまよの詳しい情報は分かっていません。

ソロなのか、グループなのかすら明らかになっていない、ずとまよ。

謎が多いアーティストですが、ずとまよの独特な音楽に惹かれ、ファンになる人が後を絶たない状態です。

今回はそんな話題のずとまよが作った「勘冴えて悔しいわ」という楽曲を紹介しましょう。

2019年の6月5日にYouTube上で公開され、デジタルダウンロード限定で販売された「勘冴えて悔しいわ」。

アップテンポなジャズの要素が散りばめられた爽快でお洒落な一曲となっています。

特に、冒頭からかき鳴らされている激しくも美しいピアノのメロディーは、一度聴くとやみつきになりますよ！

「勘冴えて悔しいわ」はミニアルバム「今は今で誓いは笑みで」にも収録されてます。

しかも、アルバムの1曲目を華々しく飾ってくれる曲として収録されているのです。

ボーカル入りの音源とは別に、オフボーカルバージョンも収録されているため、カラオケの練習もできちゃいます。

他にも「またね幻」「マイノリティ脈絡」など、やみつきになる楽曲が盛りだくさんのミニアルバムになっているんですよ！

ずとまよワールドを堪能できる一枚なので、ぜひミニアルバムもチェックしてみてはいかがでしょうか。

「勘冴えて悔しいわ」の歌詞は、一見難しい言葉や難解な言葉がたくさん並んでいるように見えるかもしれません。

そこで、ここからは「勘冴えて悔しいわ」の歌詞に焦点を当てて紹介していきましょう。

この歌詞はさまざまな解釈ができると思いますが、筆者は「生きていくことの難しさ」を歌っている作品だと思っています。

勘が冴えてしまって、色々な人を疑いたくなってしまう気持ち。

SNS上での人間関係に疲れてしまった気持ち。

そんな目まぐるしい気持ちを歌った作品をさっそく読み解いていきましょう。

君と一緒にいる歌詞の主人公。

恐らく主人公は君が何かを隠していることに気づいてしまったのだと思います。

そして、何かに感づいた主人公を見て、君は"何か疑っているの？"といった疑心暗鬼な気持ちになったのでしょう。

そんな君に対して主人公が言い放ったのが「君のことじゃないよ」という言葉。

何かに感づいた気持ちを君にバレないようにするために、咄嗟にごまかしたのです。

君がどのような隠し事をしているのかは、ここでは語られていません。

しかし、たぶん良くない隠し事なのだと推測できます。

浮気や陰口といったネガティブな隠し事に気づいてしまったから、主人公も気のせいにしておきたいと思ったのでしょう。

この出来事をきっかけに、主人公の気持ちはどんどんとモヤモヤとしていきます…。

君に振り回されて、疲れてしまっている主人公。

君の基準(=背の順あいうえお)で、疲れさせないでほしい…と思っているのでしょう。

しかし、そんな君から離れることができない自分のことを「おめでたい」といって、開き直っているようです。

主人公が君から離れられないのは、孤独になるのが怖いからなのでしょう。

それに、心のどこかで君のことをまだ信じていたい…！と思っているのです。