歌詞から見えることとは?
何も言わないで
ちゃんとわかってあげるよ
今夜、帰ってくるなら
笑って許してあげるよ
出典: 最愛の果て/作詞:椎木知仁 作曲:椎木知仁
印象的なサビから曲がスタートします。
自分から見た君への思いが綴られています。
もう笑わなくていい
だって 疲れているでしょう
退屈でギリギリな日々 隣にいてあげる
もう 大丈夫だよ もう充分 頑張ってるんだしいいよ
いいこいいこ そうそう 甘えん坊でいいよ
すぐに泣かなくていい
もっと楽に考えよう
泥酔でノリノリなAM4:00 朝起こしてあげる
もう大丈夫だよ ちゃんとまるっと覚えていなくていいよ
できる できない じゃなくて
無理に やらなくていいよ
出典: 最愛の果て/作詞:椎木知仁 作曲:椎木知仁
My Hair is Badのどの曲からも感じることのできる「椎木らしさ」ではありますが、男性目線とも女性目線とも読み取れる、中性的な歌詞ですよね。
「いいこいいこ そうそう 甘えん坊でいいよ」
この歌詞からは、子供を包み込むような女性の姿を思い描けます。
一方で、歌詞全体を通して優しさだけでなく、どこか全てを包み込んでくれる力強さ、男性の姿を思い浮かべることも出来ます。
また、特別な君だからこそ、その人への思いは特別な瞬間に感じるのではなく、日常のふとした瞬間に転がっている。
そんな椎木の思いを感じとることが出来ます。
この歌の中には特別な瞬間はなく、日常の瞬間が詰まっていますよね。
日常のワンシーンを感じる歌詞が目に止まります。
「退屈でギリギリな日々」
「泥酔でノリノリなAM4:00 朝起こしてあげる」
ー日常のいたるところに、君を感じている。ー
四六時中側にいるように感じている、大切な人への思いが歌詞から読み取れます 。
何も知らないで
もっと愛しておくれよ
いつも黙っているから
笑って許しておくれよ
出典: 最愛の果て/作詞:椎木知仁 作曲:椎木知仁
この最後のサビは、この曲のタイトルに関わってくる非常に重要な歌詞になるのではないでしょうか。
ここについては、この後考えてみたいと思います!
君に求めること「ただ側にいてくれればいい」
ーただ君が側にいてくれればいい。ー
曲全体から読み取れる、重要なキーワードになってくるのではないでしょうか。
大切な人だからこそ、相手の全てを知りたくなったり、相手の気持ちを確かめたくなったり。
不安になってしまうから、知りたくなったり、確かめたくなったり。
そんな経験って誰もがあると思うんです。
ただ、それが正解かというと、必ずしもそうではないことが多いのではないかと。
色んなもの全てを取っ払って、ただあなたという存在が側にいてくれたらそれでいい。
君に何も求めない、ただ君の存在そのものを肯定するような、 そんな思いを感じずには入られません。
「最愛の果て」にあるのは絶望か希望か...!
この記事のタイトルにもある「最愛の果て」にあるのは絶望か希望か...!ということですが…。
これはどちらとも言えるのではないかと思います。
最後のサビだけ、自分の気持ちではなく相手の気持ちを歌った歌詞になっています。
「何も知らないで もっと愛しておくれよ いつも黙っているから 笑って許しておくれよ」
ここを見ると、自分が君に抱いていた気持ちと同じように、君が自分に気持ちを寄せてくれなかったという、終わりを連想させる歌詞とも取れます。
また一方で、純粋に側にいてくれる君に対しての思いとも取ることが出来ると思います。
絶望か、希望かは、聞き手の感じ方次第と言えるのではないでしょうか。
最後に…
My Hair is Badの「最愛の果て」の歌詞について見ていきました。
いかがだったでしょうか?
誰からの目線からでも共感出来る歌詞。
日常を歌った歌詞。
聞き手一人一人によって異なる「最愛の果て」。
誰が聴いても共感出来る、そんな一曲なのではないでしょうか。
この機会にぜひ聴いて見て下さいね!
また、My Hair is Badの今後の活動にも注目です。
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