NORIKIYOという男

NORIKIYO

NORIKIYO【俺達の唄 feat.MACCHO】MVを徹底解説!迫力のラップシーンをチェック!の画像

日本のヒップホップシーンでも、異質なオーラを放っているNORIKIYO。

今回はそんなNORIKIYOのアルバム【平成エクスプレス】から【俺達の唄feat.MACCHO】のMVを紹介します。

MVを紹介する前にNORIKIYOについても少し触れていきましょう。

通常膨大な時間のかかるアルバム作成において、大抵のラッパーは数年に一度ぐらいのペースでリリースします。

しかしNORIKIYOは、毎年コンスタントにアルバムをリリースしているのです。

アルバム制作ペースとしては驚異の速さでリリース。

しかも一曲一曲に自分の意見や想いなどがしっかり込められています。

彼の曲の完成度は、アルバムがリリースされる度にアップデートされていくのです。 

NORIKIYO(ノリキヨ、1979年 - )は日本のミュージシャン、ラッパー、トラックメーカーである。
神奈川県相模原市を中心に活動するヒップホップユニット、SD JUNKSTAのリーダー。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/NORIKIYO

MACCHO

NORIKIYO【俺達の唄 feat.MACCHO】MVを徹底解説!迫力のラップシーンをチェック!の画像

MACCHOはOZRSAURUSのメンバーです。

日本語ラップ界の黎明期から活躍しており、もはやレジェンドという立ち位置。

そのスキルの高さから、業界内でも一目おかれる存在なんです。

OZROSAURUS(オジロザウルス)は、日本のヒップホップバンド。1996年にヒップホップユニットとして結成。メンバーの加入、脱退を経て2015年に6人組のバンド編成となる。

出典: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/OZROSAURUS

【平成エクスプレス】

NORIKIYO【俺達の唄 feat.MACCHO】MVを徹底解説!迫力のラップシーンをチェック!の画像

今回紹介するMVは、2019年3月1日にリリースされたアルバム【平成エクスプレス】

そのアルバムに収録されている一曲です。

アルバムの中でも何曲かラッパーとフィーチャリングしている曲があります。

その中でも一押しは今回紹介する【俺達の唄feat.MACCHO】です。

MVが素晴らしい世界観なのはもちろん、歌の歌詞に込められたメッセージにも注目なので一緒に考察していきましょう。

フィーチャリング (featuring) は、特定の人物・事柄などを特色として際立たせること。フィーチャー。featuringはfeatureの現在分詞で、日本語では「特集」を意味し、音楽界では「客演」の意味で使われる。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/フィーチャリング

俺達の唄feat.MACCHOのMV

MVでNORIKIYOが伝えたいこととは?

どこか懐かしいような、寂しいような雰囲気で始まるMV。

全体的にエモーショナルな雰囲気のMVになっています。

MVの中では、広大な自然の中で一人ぼっちかのようなストーリー。

しかし他に人がいないということではありません。

世界で自分自身は一人しかいないということだと思います。

誰かの人生や評価を気にして生きたって意味がない。

「それは本当に自分の人生を生きているのか?」そんな問いかけではないでしょうか?

生まれたこと自体に意味なんてない
けどもしも欲しいんならば付けちゃいなよ
世界で今日お前はねここにしかいない
そのお前の事を教えちゃくれないか?

出典: 俺達の唄feat.MACCHO/作詞:NORIKIYO、MACCHO 作曲:JeppeCaspersen

生まれてきた意味なんか、自分で後付けすればいいという内容に救われた人も多いはず

NORIKIYOはそんな人に向けて、「肩書きや地位なんてどうでもいいから君自身のことを教えてよ。」

そんなふうに問いかけているようにも取れます。

彼自身は昔から語っていますが、上辺だけで歌詞を書いているわけではありません

日頃から言いたいことがあったら曲にしてしまうので、すべての歌詞がリアル

NORIKIYOといえばライブですが、それはなぜかというと彼がライブを前提とした曲作りをしているからです。

いい曲でもライブで演じることを考えてしっくりこない場合は、アルバムからは排除しちゃうということも公言しています。

自分の人生の意義とは?