誰かに何を言われても気にしないで
もしも君が彼らの 言葉に嘆いたとして
それはつまらないことだよ
なみだ流すまでもない筈
何故ならいつも 言葉は嘘を孕んでいる
出典: ありあまる富/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
お金や持ち物だけではなく、他の人の生きる希望や時間などを奪う人もいます。
悪口・陰口を言ったり、根も葉もないことを平気で言いふらしたりする人も多いですよね。
しかしそんな戯言にかかずらっている暇はないのです。
言われた瞬間は傷つくかもしれませんが、自信を失ったり泣いたりする必要はありません。
本当に正しいことなんて、「あなたがここにいる」ということ以外この世に存在しないのですから。
喜びはすべて君の富
君の喜ぶものは ありあまるほどにある すべて君のもの 笑顔を見せて
出典: ありあまる富/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
喜びや楽しさといった感情は、形のないものですから、不可侵で自分だけのものです。
悲しみや怒りも自分だけの感情ですが、ほかの人から時間や価値観を奪われて生まれたものですから自分だけのものとは言えません。
つまり「嬉しい」「楽しい」といったポジティブな感情こそが、あなただけの「ありあまる富」であり、幸せになるためのエッセンスなのです。
世界がうらやむ価値とは?
お金や名声、ゴージャスな暮らしなどが幸福の象徴とされていたバブル時代。
しかし時代が変わった今、まだ完全には「お金があれば幸せになれる」という価値観が消えないものの、お金の価値はどんどん下がってきています。
つまり、今の時代はバブル期のようにいくらお金があっても幸せにはなれないのです。
ほんとうに世界がうらやむ価値は、喜びや楽しさといった人間の感情や、自分が果たせるミッションをクリアした先に得る信用です。
そしてその信用を得るためには、他人がどうこうといったことに関心をもつのではなく、自分の生きるミッションを見つけその使命を全うすることに全力を尽くすのです。
最近チラチラ聞くようになった「お金の価値が信用に変わる」というフレーズは、上記と同じ意味をもちます。
「ありあまる富」まとめ
以上、消費社会への抵抗以上に深いメッセージ性のある「ありあまる富」の解釈をしてみました。
「嬉しい」「楽しい」といった感情や、自分の人生のミッションをクリアして得る信用こそが「ありあまる富」であり、うらやむ価値のあるものなのです。
そのポジティブな感情や信用をトレードしあって生活していけば、パイが自分の頑張りに応じて切り分けられる世界をつくることができるでしょう。
その世界では信用第一ですから、他人の悪口を言ったり足を引っ張ったりする暇はありません。
つまりお金のない世界こそが幸福な世界。
そして、形のない未来をより幸福なものにするために、この「ありあまる富」を心のマントラにして生きていきたいものです。
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