BLUE ENCOUNT「灯せ」とは?

【灯せ/BLUE ENCOUNT】スペシャルムービーに○○を使用!力強いメッセージを込めた歌詞も紹介の画像

BLUE ENCOUNTの「灯せ」は2018年1月26日にリリースされた配信シングルです。

2018年3月21日に発売の3rdアルバム『VECTOR』(ベクトル)にも収録されることが決定している本作。

ドラマ24第50弾特別企画『オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~』ED曲として知っているという方も多いのではないでしょうか。

今回は、現在(2018年2月26日)公開中の「灯せ」のスペシャルムービーを紹介するとともに、アツいメッセージが込められた歌詞を解釈します!

BLUE ENCOUNT「灯せ」のスペシャルムービーは〇〇の映像!?

YouTubeで公開されたBLUE ENCOUNT 『灯せ』のSpecial Movieのライブ映像、一体いつのものか気になりますよね。

これは、COUNTDOWN JAPAN 17/18のEARTH STAGEにて同曲を初披露した際の映像なんです。

初めて聴く楽曲ながら、曲に合わせて手を振っている大盛り上がりの観客の姿が見られますね。

これこそがブルエンらしいアツさと疾走感を持ちながらも新しい挑戦を続けるこの楽曲のサウンドを誰もが受け入れた証拠。

では、この楽曲歌詞はどんな内容になっているのでしょうか。

次は歌詞を解釈していきます。

BLUE ENCOUNT「灯せ」の歌詞を解釈!

ここからはBLUE ENCOUNTの「灯せ」の歌詞を解釈していきます。

『オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~』エンディングテーマにも起用された、心に響く力強い歌詞に勇気を貰えるはず。

最後までお付き合いください。

春と夏に喩えられた「それ」とは...?

たぶんそれは春の憂いのように
悲しくって ぎこちなくて
心地が良くて
たぶんそれは夏の惑いのように
優しくって
すべて流す

灯せよ 希望を
暗闇を溶かせ
宿せよ 祈りを
繋いだ両手で

出典: 灯せ/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一

始まりと同時に終わりの季節でもある春。

旅立ちや別れの悲しみの後にやってくる誰もがぎこちない新しい季節。

それは、緊張を伴いながらも新しい風が吹くような心地よさもあるもの。

そして、夏。

春からは少し周りの人との距離が縮まったり、新しい仕事や学校にも慣れた時期。

そうやって何かを知って行くことは戸惑いも生むものです。

しかし、生まれた戸惑いも過ちも夏という季節が夏のせいにしてくれる。

ここで「それ」という言葉を春と夏にたとえた理由とは...?

サビの歌詞を見ると、「それ」とは「希望」や「祈り」のことを言っているようですね。

さらに掘り下げるために、続きの歌詞も見ていきましょう。

日常の中に希望を見つけること

たぶんそれは秋の空虚のように
切なくっておかしくって
抱きしめたくて
たぶんそれは冬の久遠のように
嬉しくって 忘れられない

灯せよ 希望を
暗闇を溶かせ
宿せよ 祈りを
繋いだ両手で

出典: 灯せ/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一

寒くなる秋はただ切なくて人恋しくなるもの。

この曲ではぎこちなかった春、距離が近づいた夏を経て、大切な人を見つけたようですね。

そして、長い長い冬、その相手と手をつなぐことができたことは嬉しくて忘れられない。

つまり、巡る四季が織りなす日常の中に、大切な人や大切なものなど、希望を見つけ、人生を照らそう。

見つけた大切な人や仲間たちと、手を繋ぎ優しい祈りを叶えようと言っているのですね。

英語詞を和訳!

On the side of moon
the boy is screaming out

crumple bits of paper
flutter to the ground

On the side of star
the flower is crying out
in your arms

出典: 灯せ/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一

(月の裏側では少年が叫んでいる)

(ビリビリに引き裂いた紙くずを撒き散らして)

(星の裏側では君の腕の中で花が泣いている)

英語詞の部分を筆者の方で訳してみました。

何が言いたいかというと、自分たちの見えないところで壁にぶつかりながらも夢を追いかける人々がいる。

"the boy"(少年)と言ったのは、そんな人たちのことを漫画の中の主人公の少年のように思ってしまいがちだからでしょう。

少年がいるのを月にしたのも非現実だと受け取ってしまうということを表現しています。

しかし、何もそれは漫画の中でも、月の世界の話でもない。

その証拠にあなたの腕の中にも、その無限の可能性に気づかれないまま泣いている花があるということですね。

誰もが夢を追いかける資格があり、その可能性を持っているのです。

あとは、希望を抱けるか。

そして、夢を叶えたいという強い祈りを持ち続けることができるか。

サビのメッセージと繋がりましたね。