インターネットの世界で出会う

「君」に惹かれる

ピノキオピー【ヨヅリナ】(唄:初音ミク)歌詞を考察!魚のように釣られる?ネットの世界で泳いじゃおう♪の画像

インターネットは好きですか?

様々な情報に溢れ、普通に過ごしていたら出会えない人とも関わることができますね

価値観の合う友達や、恋人とも出会う可能性があります。

今回ご紹介するピノキオピーの楽曲「ヨヅリナ」も、インターネットでの出会いを描いた作品

辛い現実を逃避するように、パソコン越しの「君」という存在に惹かれていくのです。

主人公と「君」はどうなるのでしょうか?

インターネットで出会う時の心情を巧みに表現した歌詞は、とても共感できるはずですよ。

MVをチェック

少女とパソコン画面

こちらは「ヨヅリナ」のMVです。

メロウなキーボードサウンドがお洒落ですね。

聴き心地の良いグルーヴ感。

映像にも注目してみましょう。

少女はパソコンの画面をじっと眺め続けます。

画面の先にはどんな世界が広がっているのでしょうか?

イラストからは、少女にとってパソコンがかけがえのない存在であることが読み取れます。

魚と夜空

さらに、この楽曲のポイントとなるものがMVには登場します。

それは「魚」と「夜」です。

「魚」はちょっと見つけにくいのですが気が付きましたか?

楽曲が始まる時、タイトルの周りを回遊しています。

そして「夜」はバックの映像がずっと「星空」であることから読み取れますね。

では、この2つのポイントをチェックしたところで、歌詞の解釈をしていきましょう。

「君」と過ごす時間

深夜に「君」と待ち合わせ

午前0時に待ち合わせ
爆弾の散らかった世界で
君のこと想っていた ずっと
遠い距離の勘違い?

出典: ヨヅリナ/作詞:ピノキオピー 作曲:ピノキオピー

「午前0時」は外で会うには遅すぎる時間帯ですね。

MVでパソコンが登場することから、インターネット上で待ち合わせているのでしょう。

そう考えると、むしろお互いに何にも邪魔されることのない最適な時間帯です。

また、主人公の生きる世界は「爆弾」だらけといっています。

過酷な状況下で生きていることがうかがえるのではないでしょうか。

辛い現実世界を生きる中で、唯一の灯ともいえる「君」。

どんな相手なのでしょう?

笑顔があふれる

「あの番組、面白いね」
「わかる」
「話題の漫画もう読んだ?」
「あれね」
「この新曲聴いた?」
「あんま好きじゃない」
画面越しにじゃれあって
笑う二人

出典: ヨヅリナ/作詞:ピノキオピー 作曲:ピノキオピー

2人のやりとりの内容が歌詞になっています。

画面越し…ということは、ビデオ通話をしているのでしょうか?

お互いにタイミングを合わせて、パソコンの前に座ってとりとめのない会話を始める。

想像するだけで楽しそうですね

会話の内容も、価値観を共有し合っている様子で微笑ましいです。

また、何でも肯定する訳でもなく、正直に自分の考えが言える関係性であることもうかがえます。

歌詞からはお互いに笑顔なのが伝わってきますね。

釣られてる?