通算24枚目シングルのカップリング曲

EXILE【響~HIBIKI~】歌詞の意味を考察!響く”歌”の存在に感謝せずにはいられない…!の画像

EXILEの「響~HIBIKI~」は「SUMMER TIME LOVE」にカップリング曲として収録されています。

「SUMMER TIME LOVE」(サマー タイム ラヴ)は、EXILEの24枚目のシングル。2007年5月16日にrhythm zoneから発売。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/SUMMER_TIME_LOVE

「SUMMER TIME LOVE」は海岸沿いのドライブにピッタリなサマーチューン。

それとは対照的に「響~HIBIKI~」は優しく歌い上げるバラードとなっています。

メンバー主演の映画主題歌

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「響~HIBIKI~」は2008年に公開された「きみに届く声」の主題歌として使われました。

「きみに届く声」には2015年までEXILEのパフォーマーとして活躍したMAKIDAIこと眞木大輔さんが出演。

『きみに届く声』(きみにとどくこえ)は、2008年の日本映画。渡辺淳一の「少女の死ぬ時」を原作とした、 塩屋俊監督の作品。EXILEのMAKIDAIこと眞木大輔の主演映画。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/きみに届く声

挫折を経験した医師が一人の少女との出会いで強くなっていく様が「響~HIBIKI~」の歌詞と重なります。

「きみに届く声」のストーリーが引き立ち、感情移入しやすいのではないでしょうか?

なぜ「響」なのか?

「響」という漢字。

「音響」や「反響」などの言葉が思い浮かぶ人も多いでしょう。

「音響」は室内でこだまするように膨らんでいく。

「反響」は外へ投げかけたものが跳ね返ってくる。

内側と外側に投げかけられたエネルギー。

どちらも歌やメッセージが自分のもとへ返ってくるというイメージです。

この2つの「響」を使いながら歌詞の意味を考察していきましょう。

心に負った傷

どれだけの時を越えてみても
消えることのない胸の傷を
抱えながら ⽣きてゆくの?
誰もが強くなりたい 星に願う…

出典: 響~HIBIKI~/作詞:ATSUSHI 作曲:MISAKO SAKAZUME

映画「きみに届く声」は挫折をテーマとして扱った作品。

夢を追いかけて上京したものの現実は甘くない。

このまま続けるか諦めるかの瀬戸際。

夢を捨ててしまうことは続ける方を選んだときよりも心に大きな傷を残すはずです。

夢を追いかけているときはあっという間の日々。

夢を捨ててしまってからは時間がとてつもなく長く感じる。

諦めてしまった弱さが「音響」のように心の中に広がっていきます。

諦めきれない気持ち

このまま どこか遠く消えさりたいと思っても
それでも何もかもを捨てきれずに明⽇を⽣きる

出典: 響~HIBIKI~/作詞:ATSUSHI 作曲:MISAKO SAKAZUME