Every Little Thing【jump】

初めて持田香織が作詞・作曲を担当!

Every Little Thing【jump】歌詞の意味を解釈!それなりの毎日に差し込んだ光とは?の画像

「もっちー」こと持田香織と「いっくん」こと伊藤一郎による邦楽ユニット・Every Little Thing

バラエティにも積極的に出演し、ファンから親しまれている彼らは2019年にデビュー23周年を迎えました。

彼らの魅力は人柄だけではありません。

過去リリースした多くのシングルが大ヒットし、長年愛されている名曲です。

今回はシングルの中から、2001年にリリースされた【jump】をご紹介。

この楽曲は、もっちーが初めて作詞・作曲両方に携わった作品です。

またEvery Little Thingにとって転機になったでもあり、Wikipediaには以下のように記載されています。

シンセサイザー主体だった前作までとは大幅に異なるバンドサウンドによるロックチューンとなっている。本作以降はバンドサウンドの曲が多く制作されるようになる。
持田は本楽曲について挑戦的な意味合いで制作したと語っている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Jump_(Every_Little_Thingの曲)

2000年以降のEvery Little Thingを作ったといっても過言ではない【jump】。

一体どんな歌詞なのか、解説していきましょう。

恋人との未来を前向きに見据えた楽曲

幸せだけど不安…?

今回ご紹介する楽曲【jump】の主人公は、最近恋人ができたばかりで幸せいっぱいの女性

みなさんは恋人ができた時、素直に喜ぶことができますか?

幸せは幸せでも「この先上手くやっていけるんだろうか」「いつか別れる日が来るのだろうか」と心配にもなるはず。

主人公の女性も、もちろん不安はあるでしょう。

しかし、それよりも恋人との未来を前向きに見据えて幸せな一歩を踏み出そうとしています

その姿にきっと元気をもらえます!

恋人ができた、もしくはこれから結婚を控えているなどなど…。

幸せだけど不安な気持ちになっている方に聴いてほしい一曲です。

幸せと不安

それではまず、1番のAメロとBメロを解説していきましょう。

ここでは主人公が、恋人ができて幸せと不安を同時に抱えている心情が描かれます。

人生で一番の幸せ

新しい愛の歌を今 聴かせてよ
どうしようもないくらいに
あなたの声で 体温を感じたいから
それなりの日常で それなりに来たけど
こんなにも満たされる事 なかった

出典: jump/作詞:持田香織 作曲:持田香織

主人公の女性は、これまで他の人と変わらない普通の日常を歩んでいました。

けれど、好きな人ができて想いが見事通じたことで普通の日常が変化します。

いつもと景色が違って見え、日常のすべてが輝き出す…。

みなさんも恋人ができた時にそんな感覚になったことがあるのではないでしょうか。

まさに幸せいっぱい。

けれど、人は幸せすぎると不安になるもの

誰かと深い関係になると衝突することも避けられません。

彼と上手くやっていけるかな?こんなに幸せでいいのだろうか?

主人公もそんな風にきっと感じているのかもしれません。

だからこそ、彼に愛の言葉をたくさんかけてもらって安心したいのです。

今を大切にする

だから今 確かめて 愛があればイイのかもね
ウンザリだった この世界に眩い程の光が見える

出典: jump/作詞:持田香織 作曲:持田香織

大好きな人と付き合うことになり、突然不安になった主人公。

それでも、幸せだという気持ちに偽りはありません

お互いがお互いを大切にしながら愛し合うことで、同じ人生を歩んでいこうと決心しました。

その瞬間に不安が少しずつ和らいでいきます

そして、何だか他のこともこれまで以上に頑張れそうな気がするのです。

「素敵な恋をすると女性は綺麗になる」

その言葉通りに、主人公はどんどんこれから魅力的になっていくのでしょう。

彼の気持ち