クールな雰囲気漂う「No New Friends」

BAD HOP【No New Friends】歌詞の意味を解説!新しい友達を必要としないのは何故?の画像

神奈川県の川崎市(池上町)出身のメンバーで構成されたHIP–HOPグループ「BAD HOP」。

今回はそんな彼らが歌う「No New Friends」という楽曲を紹介します。

この楽曲が収録されているのは「BAD HOP ALL DAY vol 2」というCD。

2018年11月13日に行われる武道館ライブでこのCDが配られる予定になっています。

(※2018年11月3日の段階の情報です。)

この記事を執筆している現段階では、まだCD配布は行われていません。

ですが、すでにYouTube上では「No New Friends」のMVを公開!

ラップ好きを中心に多くの人の注目を集めているのです。

この楽曲を歌っているのは、メンバーであるYZERRBark

同じ「BAD HOP ALL DAY vol 2」収録の「Whatever」でもこの2人のラップを楽しめます。

でも「Whatever」は「No New Friends」に比べるとかなりメロウな雰囲気。

一方「No New Friends」は、クールな曲調で歌詞もかなり攻撃的な印象を受けます。

BAD HOPの歌う歌詞はどれもリアル!

BAD HOP【No New Friends】歌詞の意味を解説!新しい友達を必要としないのは何故?の画像

BAD HOPの魅力のひとつでもあるのが「リアルな歌詞」です。

BAD HOPのメンバーは、川崎市池上町という比較的治安の悪い地域で幼い頃から生活していました。

貧困や犯罪といったシリアスな場面を間近で見てきたメンバーも多いのです。

BAD HOPの楽曲は、そんなリアルな体験をそのまま歌詞にしています。

だからとても説得力があり、リスナーの心をがっちりと掴むのでしょう。

今回紹介する「No New Friends」でも、彼らのリアルな心の叫びが描かれています。

「No New Friends」というのは「新しい友達はいらない」という意味。

後述する歌詞を読めば、新しい友達はいらないという彼らの切実な思いを知ることができます。

なぜ新しい友達を必要としないのか。

それについては、後述してあるのでぜひこのまま読み進めていただけると幸いです。

川崎の街を舞台にしたMVも必見!

BAD HOPといえば、川崎を思い浮かべるファンの方は多いでしょう。

なんていっても、彼らの故郷ですからね。

この「No New Friends」のMVはそんな故郷である川崎が舞台になっています。

川崎は工場地帯としても知られている地域です。

川崎から見える工場地帯の夜景は、関東の夜景スポットのひとつとして有名なんですよ♪

MVの中でも、川崎の工場の景色が映されています。

工場地帯の夜景はほとんど映っていないですが、代わりに昼~夕方にかけての景色を堪能できます。

そんなクールな舞台で歌うYZERRとBarkは、とにかくカッコイイ…!!

HIP–HOPに詳しくない人でも見応えのある映像作品になっているので、要チェックですよ♪

新しい友達は不要…?気になる歌詞の意味を解説!

ということで、さっそく歌詞の意味について詳しく見ていきましょう!

今や武道館でワンマンライブを行うほど人気を集めたBAD HOP。

有名になればなるほど、色んな人との出会いがあるのではないかと推測できます。

でも、世の中ズルい考えを持った大人もたくさんいるのです。

人気がある今だからこそ、BAD HOPのメンバーはそんな大人には騙されたくないと思っているはず。

そんな思いがこの楽曲には詰まっているように感じられます。

昔からの仲間だけで成功したい

そんな熱い思いを描いた歌詞を深掘りしてみましょう。

1番の歌詞

何故、新しい友達は不要なの?

(※)いらねNew friends
知らねNew friends
いらねNew friends
嘘をついてる
いらねNew friends
うるせばっかり
影で言ってる
全てfake friends

出典: No New Friends/作詞:不明 作曲:不明(※2018年11月3日の時点ではまだ未公開)

曲の冒頭はサビのメロディーから始まります。

中毒性のあるサビのメロディーと歌詞は、一度聴いたら癖になること間違いなし!

繰り返し聴きたくなるような工夫がされていることが分かります。

ここの部分では、新しい友達(=New friends)は不要だということをひたすら訴えていますね。

新しい友達というのは、先ほどもチラっと書いた悪い考えを持つ大人を指しているのでしょう。

有名になってお金がたくさん入れば、それが目当てで近寄ってくる人もいるはず。

そんな下心のある奴らは、みんな偽の友達(=fake friends)なのです。

だから、これから新しく友達になる奴らはそう簡単に信用できないと考えているでしょう。

「ゲーム」の中で生きている彼ら

礼儀いらねえチーム?
分け合うcoke
breathで息している奴と回すこのゲーム
俺ら独占 あいつら呆然 派手なカーチェイス

出典: No New Friends/作詞:不明 作曲:不明(※2018年11月3日の時点ではまだ未公開)

昔から一緒に頑張ってきた仲間と、新しく友達になった奴ら。

その両者の間で「ゲーム」が行われていると伝えたいのでしょう。

きっとその「ゲーム」は騙し合いの世界。

先ほど登場したサビでも「嘘をついてる」といってましたからね。

でもその「ゲーム」で圧勝して、自分たちを騙そうとしている奴らを呆然とさせたいのでしょう。

油断できない状態ではありますが、自分たちの成功を期待していることが読み取れます。