スピーカーはUSB接続だと配線がスッキリ♪
音楽やテレビなどの映像、ゲームもいい音で楽しみたい!と思ったら、ある程度の音量は必要。
内蔵スピーカーでは物足りなくなり、外付けの外部スピーカーに目が向くようになるでしょう。
ただ「どのケーブルをどこに差し込むの?」と配線にとまどうこともあるかもしれません。
あるいは簡単に接続できても、ケーブルだらけで配線がごちゃごちゃ……なんて問題もありがち。
ワイヤレスのBluetoothスピーカーが人気
そこで注目を集めているのがワイヤレス。今やスピーカーも小型でワイヤレスのものが主流です。
なかでもスマホと相性がいいBluetoothスピーカーが人気。
ただ一般的に音質はAUXケーブルなどの有線接続のほうがワイヤレスよりも良くなります。
またワイヤレスでも充電する必要はあるので、その際に結局ケーブルは使うことになるでしょう。
ごちゃごちゃになりがちな配線問題はワイヤレスですべて解決!とは言えないかもしれません。
USB接続だと音声入力も電源供給もできる
実はBluetoothとAUXケーブルのほかに、もうひとつおすすめの接続方法があります。それがUSB。
たとえばUSBケーブルでパソコンとスピーカーをつなぐと、音声入力も電源供給もできるんです。
つまりUSBケーブル1本で済むから、配線がスッキリするというわけですね。
タイプは2種類!音声入力と電源供給を確認
USBケーブルで接続する「USBスピーカー」には2種類のタイプがあります。
- バスパワータイプ
- ACアダプタータイプ
バスパワータイプが音声入力も電源供給もUSBケーブル1本で完結!という前述したタイプです。
ACアダプタータイプは音声入力がUSBケーブルで、電源供給がACアダプターになります。
こちらはUSBケーブル1本……ではありませんのでご注意を!
高音質ならACアダプタータイプがいい?
有線でありながらも、USBケーブル1本で音声入力も電源供給もできるUSBスピーカー。
それなのに「どうしてACアダプターを増やすの?」と疑問に思った方もいるかもしれませんね。
やはり配線をスッキリさせたいなら、1本で完結するバスパワータイプのほうがいいでしょう。
ただ、より高音質を求める場合におすすめなのはACアダプタータイプになります。
音質の差はあくまで目安
USB接続とAUX接続の大きな違いは「信号をどこでデジタルからアナログに変換するか?」です。
3.5mmステレオミニプラグ(ジャック)ケーブルなどのAUXは、接続前の機器のDAC。
USBは接続した先の機器のDACになります。
ちなみにDAC(ダック)とは「デジタル/アナログ変換回路」(D/Aコンバーター)のこと。
そのためUSBとAUXには、ノイズなどの音質劣化に違いがあると考えられています。
さらに音声入力と電源供給を分けたほうが高音質という考え方から、ACアダプタータイプが◎。
とはいえ、その他のスペックや音の好みによっても、音の聴こえ方は変わってくるでしょう。
バスパワータイプとACアダプタータイプの音質の差はあくまで目安と考えたほうが無難です。
USB対応のBluetoothスピーカーもある
基本的にはBluetoothスピーカーでも、AUXケーブルでの有線接続も可能なものがあるでしょう。
同じく、USBケーブルやUSBメモリにも対応しているBluetoothスピーカーもあります。
その場合は「音声入力がUSB対応」「電源供給つまり充電がUSBケーブル」の違いをチェック。
ワイヤレスやUSBなど、接続方法を選べるところが多対応のBluetoothスピーカーの強みです。