世界は僕の遠くにあります。

ただし、永遠に触れることができない距離ではありません。

野田洋次郎というアーティストは私たちに絶望を与えるような人ではないのです。

自分ひとりでは世界に触れられない僕でも君と力を合わせることによって道は開けると思います。

実際に私たちは共助の精神で支え合うことで生きることができるのです。

この先の未来というものをリスナーとともに考えてゆきたいというRADWIMPSの思いが滲みます。

ライブでアーティストとファンが一体になれる楽曲でしょう。

それぞれの思いの丈をライブ会場で共有することでどんな未来も可能だと感じさせてくれます。

もちろん日常に戻るとまた険しい道が待っているでしょう。

しかしそうした困難な状況も僕と君は一緒に生きてゆくことで乗り越え可能だと歌うのです。

生活の伴走者に気付こう

RADWIMPS【NEVER EVER ENDER】歌詞の意味を和訳&徹底解説!「生」に必死な人へ…の画像

Full of never ending stories in this never-ending universe
But I'm keeping pretty busy minding mine,
and no time to care the others
Only if we unite our stories yours and mine
Why don't we make our own eternity?

出典: NEVER EVER ENDER/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

再びサビの歌詞です。

このラインこそがクライマックスになります。

繰り返しですので簡単な意訳にとどめてご紹介しましょう。

「果てしのない世界には終わらないストーリーがいっぱい

でも僕は自分のことで手一杯で他人に構う暇はない

君と僕のストーリーが融合すれば僕らは永遠を手にできるのに」

ひとりでいるほどに生きることは辛くなってゆくでしょう。

むしろ君と僕が一緒に生きてゆくことで永続性のある世界ができると僕は気付きます。

ここで語るのはRADWIMPSとリスナーが一緒に存在する未来です。

「NEVER EVER ENDER」というタイトルは決して終わらせない人という意味の造語でしょう。

世界を存続させるには私たちの結束が必要です。

野田洋次郎はその思いを「unite」という動詞の中に込めています。

ひとりひとりの力は心もとなくても一緒に生きることで未来は拓けると確信させてくれるのです。

いま生きることで手一杯な人も周囲を見渡して伴走者を見つけ出してみてはいかがでしょうか。

誰か仲間を見出して新しく生活を組織し直そうというのがこの曲の歌詞の骨子です。

他の誰かと一緒にいるのならば少しでも荷物を減らして重荷を下ろしてもいいのでしょう。

この曲の歌詞から学べることは非常に豊富です。

そこには一緒に生きている人を信じようというテーマも隠されています。

RADWIMPSと私たちをつなぐ歌「NEVER EVER ENDER」を何度も聴いてください。

きっと未来のビジョンが見えるはずです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

OTOKAKEとRADWIMPSの軌跡

RADWIMPS【NEVER EVER ENDER】歌詞の意味を和訳&徹底解説!「生」に必死な人へ…の画像

OTOKAKEにはRADWIMPSの関連記事がたくさんあります。

中でも映画「天気の子」の主題歌を解説した記事をご紹介しましょう。

大丈夫」という楽曲の歌詞を解説しています。

何が大丈夫なのかその意味をとことん探りました。

渾身の解説記事になっています。

是非ご覧ください。

新海誠監督の映画「天気の子」の主題歌であるRADWIMPSの「大丈夫」。映画のストーリーと切っても切り離せない核心部分の内容を表す歌詞になっています。一方でこの楽曲にもっと普遍的な可能性を見出す解釈も可能です。独自な考察を加えます。

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