シンガーソングライター あいみょん
あいみょんは、兵庫県西宮市出身の女性シンガーソングライターです。
あいみょんという名前から女の子らしい楽曲なのかと想像してしまいますが、男勝りで力強い楽曲が多いです。
常識破りな楽曲が評価され、「関ジャム 完全燃SHOW」や「MUSIC STATION」といった音楽番組にも出演しました。
話題となっているシンガーですが、「関ジャム 完全燃SHOW」で蔦谷好位置さん、いしわたり淳治さんに紹介されたのがきっかけとなったようです。
「青春のエキサイトメント」
1stアルバム
2017年9月にメジャー1stアルバム「青春のエキサイトメント」をリリースしました。
制作は3rdシングル「君はロックを聴かない」の制作と並行して行われていたようです。
タイトルの通り、青春を感じる人間味溢れたアルバムになっています。
収録曲レビュー
1曲あたり深くは掘り下げませんが、全曲紹介させて頂きます。
気になる歌詞があれば、自分なりに解釈しながら紹介します。
1.「憧れてきたんだ」
アルバムの1曲目は「憧れてきたんだ」です。
あいみょんさん本人がどんなものに憧れてきたのか、人間性が分かる楽曲だと思います。
ライブの1曲目に歌われることも多く、あいみょんさんの自己紹介的な意味も込められているようです。
私の知ってるシンガーソングライター
数年前にメジャーをやめた
歌うこと歌うこと
まだ続けていてくれよお願いだ
憧れて憧れて
憧れてきたんだ
あなたたちが奏でた音で
私は変わったんだ
出典: 憧れてきたんだ/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
あいみょんさんがどんなルーツを持って音楽を続けているのか、何となく分かった気がします。
アルバムの1曲目ということなので、インパクトのある「憧れてきたんだ」になったようです。
2. 「生きていたんだよな」
「今ある命を精一杯生きなさい」なんて
綺麗事だな。
精一杯勇気を振り絞って彼女は空を飛んだ
鳥になって 雲をつかんで
風になって 遥遠くへ
希望を抱いて飛んだ
出典: 生きていたんだよな/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
自殺に関係する歌はこれまでにもあったと思いますが、それらは自殺をさせないようにする歌、自殺した人に対する後悔を歌った歌がほとんどでした。
この歌では、自殺した人を肯定しています。最後の最後で死を選択した人のそばに寄り添っているように聴こえてきました。
命を絶つことも生きることも人が決めることでは無いんだと、思わされました。