あいみょん【チカ】歌詞の意味を考察！なぜもう尽くせないの？恋の終わりに女性が感じる未練を解き明かす

結局、彼は追いかけてきてくれずに2人は完全に疎遠になってしまいました。

しかし、チカ自身にはまだまだ未練が残っているのが1行目の歌詞から伝わります。

チカは未だに彼との復縁を望んでいるようです。

復縁できたら自分の夢を彼に叶えてほしいと願います。

彼への未練はないと語っていましたが、最後の最後でチカの本音が聞こえてきました。

楽曲「チカ」には、彼が彼女の気持ちを見破れなかったことをきっかけに恋が終わろうとしていました。

ですが、彼に幻滅した理由は歌詞には明確に描かれていません。

関係が冷え切っているわけでも、彼が浮気をしているわけでもないのです。

情報が少ないからこそ聴き手の想像力を掻き立てて、受け止め方で楽曲の印象が変わります。

自分なりの「チカ」を思い浮かべるのもおすすめですが、MVを見ると世界観が少し変わるかもしれません。

MV内ではあいみょん自身が「チカ」、シャチのオルタンが「彼」に扮しています。

冒頭ではあいみょんがオルタンからスケートボードを奪い取り、彼が追いかけるのを無視して旅に出ます。

しかし旅が進むにつれ、彼の元を離れてしまったことを後悔していました。

そしてラストには彼が待っているのです。

歌詞の中とは少し違うハッピーエンドを感じる終わり方となっています。

歌詞を解釈しただけだと一方的に別れを告げた女性がそのことを後悔しているような内容です。

ですが映像では、自分自身の幸せを確認するための旅行に出かけ、最後は彼の元に帰っているように感じます。

彼もまるで何事もなかったように「おかえり」といっているようです。

「チカ」はただの別れの曲ではなく、もしかしたらカップルの日常的な痴話喧嘩を描いた曲なのかもしれませんね。

いかがでしたか？

「チカ」の歌詞に描かれている女性の本音や2人が迎えた結末について解釈してきました。

少ない言葉の中にも感情はしっかり込められていて、チカの心の中がよくわかる内容になっていました。

また、歌詞から想像力を働かせてイメージする内容と実際の映像を見比べてみるのも楽しいかもしれません。

あいみょんの表現力の豊かさを実感する楽曲ですね。

今回の「チカ」は架空の女性ですが、冒頭でも少しふれた「◯◯ちゃん」という楽曲は実在する女性がモデルになっています。

こちらはあいみょんの友人のことを歌っている楽曲です。

衝撃的な表現がありながらも真実の愛を求める素直な心が歌詞に込められています。

こちらで詳しく解説していますので是非チェックしてみてください。