RING DING
あいみょんさんの「RING DING」。
2017年に発売された1stアルバムの「青春のエキサイトメント」に収録されています。
タイトルにもなっている「RING DING」とは馬鹿者、愚か者、アホという意味があります。
とてもひどい言葉のように感じますが、一体これはどのような意味を表しているのでしょうか。
それではこの曲の歌詞について解説していきたいと思います。
一緒にいるのに
悩む相手
ため息は酸素の無駄遣いさ
どうせなら楽しい話をしよう
いい加減その態度やめてよね
可愛い顔が台無しとか言う訳ないからね
出典: RING DING/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
歌詞からは相手がとても悩んで悲しんでいる様子が伝わってきます。
せっかく一緒にいるのに、とてもつまらないような雰囲気が伝わってくるのでしょう。
何で悩んでいるのかもわからず、自分も困ってしまう。
そんな様子がわかります。
そして歌詞の3行目はもはや相手に対して怒りが湧いてきています。
「何か悩みがあるなら自分に話せばいいのに」という気持ちになっているのです。
そして歌詞の4行目ではストレートに相手にひどい言葉をかけているような印象です。
相手は女性ということがわかると思います。
悩んでいても泣いていても、どんな顔であっても「台無し」とは言わない。
だから「泣いてもいいんだよ」、そんな気持ちが伝わってきます。
泣けばいいのに
眠たい時はすぐに寝ちゃうのに
泣きたい時はどうして強がるの
プライドがあるとか言ってたけど
一つ言わせて欲しい
出典: RING DING/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
歌詞の1行目からとても近しい関係だということがわかります。
そして相手がとても悩んでいて泣きたくなっていることに気づいている自分。
だからこそ、心を開いて欲しいのでしょう。
そして歌詞の3行目。
「泣いたら負け」というように、相手はとても強がっていることがわかります。
素直になればいいのに、自分にはなってくれない。
そんな相手に対して、いよいよ自分の感情が爆発します。
なんで素直になってくれないの
怒りが爆発
あのさプライドなんて似合わないし
人間らしさ出していこうよ
泣き顔見せたくないとか嘘つき泥棒のはじまり
好きな人の前ではわんわん泣くくせに
ぶりっ子かよ
出典: RING DING/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
歌詞の1行目の「あのさ」という言葉。
とても怒っている、また呆れている様子がとても伝わってきます。
そして「泣きないなら泣けばいいじゃん」ということをかなり遠回しな言い方をしているのです。
しかし「強がっているのは似合わないから自分の前だけでも素直になって欲しい」。
そんな気持ちがあることがわかります。
そして歌詞の4行目から、自分と相手は決して恋愛関係ではないことが理解できるでしょう。
つまり、友達の可能性がとても高いです。
それもとても近しい関係の、親友だと考えられます。
そして相手は、恋人や好きな人の前では素直に泣いて、守ってもらっているのかもしれません。
歌詞の5行目ではとても突き放したような言葉になっています。
「好きな人の前では泣くくせに、自分の前では素直にならないで」。
そんな嫉妬に近いものがあることがわかります。
絶対に会うから
今日はとりあえず家にいてだらだらしなよ
バカらしくなって気づけばお腹が減ってるだろう
明日晴れても晴れなくてもどこか行こう
指切りげんまん嘘ついたら
ぶん殴りに行くからさ
出典: RING DING/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん