20歳の節目として作った楽曲「PAIN IS BEAUTY」

ちゃんみな【PAIN IS BEAUTY】歌詞&MVを解釈!20歳前の実体験がベースになっている?の画像

練馬のビヨンセ」という愛称でおなじみの女性アーティスト、ちゃんみな

等身大でストレートな歌詞人気をよび、若い世代を中心にヒットしています。

今回紹介する楽曲PAIN IS BEAUTY」も等身大な感情を綴った作品のひとつ。

20歳という節目に作った作品で、ちゃんみなにとって特別な思い入れがある楽曲といえます。

曲名にもなっている「PAIN IS BEAUTY」(=痛みは美しい)。

これは実際にちゃんみな母親からずっと言われ続けてきた言葉なのだそうです。

ちゃんみなは今までの20年間の人生を通してそれを実感したと話しています。

だから、20歳の節目となる楽曲のタイトルに選んだのでしょうね。

いじめ、荒れる日々、更生…激動の物語を描いたMVを紹介!

「PAIN IS BEAUTY」のMVは、一人の少女の"激動の人生"を描いた感動の物語になっています。

少女の役を演じているのは、ちゃんみな自身です。

どのような物語がMVの中で描かれているのか、さっそく解説していきます!

オーディション会場にいる少女

最初に登場するのは、オーディション会場の待合所で歌詞カードを見つめる少女の姿。

歌詞カードには「PAIN IS BEAUTY」の歌詞が手書きで綴られています。

きっと、今からオーディションでこの歌を歌うのでしょう。

このシーンはMVのクライマックスで重要になってくるのですが、ここでは詳しく描かれていません。

小学校の頃にいじめを受けていた少女

場面が切り替わり、少女が小学校だった頃のシーンが流れ始めます。

両親に新しいランドセルを買ってもらった少女。

ランドセルにはレインボーのバラの花束が添えられています。

嬉しそうにランドセルを手にする少女の様子がとても印象的です。

しかし、そのランドセルを背負って少女が歩いていたある時、事件が起こります。

少女は公園でクラスの男の子たちと遭遇。

男の子たちに新品のランドセルを奪い取られ、 ランドセルを踏みつけられます。

しかも、ランドセルの上に水をかけられて水浸しの状態。

そこへ、男の子の保護者らしき女性が現れるのです。

いじめをストップするように促し、男の子たちを退散させます。

ですが、その女性も少女のことを蔑んだように見つめ、 さっさとその場を去ってしまうのです。

どうやら「あの子と関わっちゃダメよ」と男の子たちに言い聞かせているようですね。

荒れる毎日を送るようになった少女

場面がまた切り替わって、少女は中高生くらいの年齢になりました。

黒髪で清楚な雰囲気だった幼い頃とは違い、 金髪にピンクのエクステという派手な風貌に変身。

そんな少女のもとへ、同い年くらいの女子学生が2人やってきます。

少女の髪を掴んでいじめようとする女子学生たち。

ですが少女は、そんな女子学生たちのことを睨みつけ、やっつけてしまうのです。

幼い頃のいじめを通して、身も心も強くなったようです。

きっと「自分の身は自分で守らないと」という考えを持つようになったのでしょう。

さらに場面が切り替わり、少女はヤンキーたちとバイクに乗っています。

どうやら、少女は毎晩ヤンキーたちと遊んでいるようです。

寂しくて虚しい心を、夜遊びすることによって満たそうとしているのでしょう。

しかし、そこでまた事件が起きます。

なんと、少女はパトカーに乗せられて警官に連行されるのです。

恐らくヤンキーたちと遊ぶ中で何か悪いことをしたのでしょう。

逮捕をきっかけに今までのことを反省した少女

悪さをしたことにより、逮捕されて鉄格子の中に閉じ込められることになった少女。

少女は刑務官にも反抗的な態度を示していました。

そんな少女もとに一通の手紙が届きます。

手紙の差出人は母親

内容は不明ですが、手紙を読んで少女は泣き出すのです。

そして、好き放題遊んでいた今までのことを深く反省します。

やがて鉄格子から解放されることになった少女。

鉄格子から出た彼女を待っていたのは、彼女の両親でした。

両親の姿を見た瞬間、彼女は感極まって走り寄っていきます。

オーディション会場で歌を披露する少女

さらに時は流れます。

そして、冒頭でちらっと登場したオーディション会場のシーンが再び登場。

自分の番が回ってきて、少女は審査員のいる部屋へと向かっていきました。

オーディションが始まり、少女は今までの過去を思い出しながら歌詞カードを手に持ちます。

すると目の前に、幼い頃の自分が現れるのです。

少女は幼い頃の自分に向かって歌いだします。

まるで「PAIN IS BEAUTY(痛みは美しいものなんだよ)」と過去の自分に伝えるように…。

少女が歌い終わった後、オーディション会場にいた審査員はスタンディングオベーションをします。

どうやらオーディションの出来は最高だったようです。

すると、少女の目の前に現れた幼い頃の自分もにっこりと笑います。

感動の結末を迎えた後、最後にちゃんみなからの手書きのメッセージが表示されます。

夢を追いかける全ての人たちへ

そしてMVは幕を閉じるです。

辛い心を励ましてくれる歌詞を深掘り!

ちゃんみな【PAIN IS BEAUTY】歌詞&MVを解釈!20歳前の実体験がベースになっている?の画像

感動的なMVの内容を頭に入れた上で、次は歌詞の内容を紹介していきます。

周りに理解者がいなくて辛い時。

この楽曲の歌詞を読めばきっと励まされるはずです。

この楽曲で綴られている内容は全てちゃんみなが実体験を通して感じたこと。

つまり、リアルな体験をもとに作られているのです。

なので説得力のあるメッセージを感じることができますよ!

20年間のさまざまな出来事を通して、ちゃんみなはどのような人生観を抱くようになったのでしょうか。

さっそく見ていきましょう!

1番の歌詞