ミニアルバム「愛島雑貨店」の全国リリースを記念して作られたMV
「ロキ」や「いーあるふぁんくらぶ」など、数々のヒットボカロソングを手掛けている、みきとP。
そんなみきとPが、ミニアルバム「愛島雑貨店」をリリースしたのをご存じでしょうか。
実はこのミニアルバムは、2016年にヴィレッジヴァンガード限定で一度販売されたことがあるCD。
しかし、2年以上の時を経て、2019年2月1日に全国リリースすることが決定したのです。
この全国リリースを記念して、収録曲である「ガールズインターハイ」のMVが公開されました。
「ガールズインターハイ」を歌っているのは、ボカロのMAYU
「ガールズインターハイ」の原曲のボーカルを担当しているのは、ボカロのMAYUです。
少し幼さを感じられる、可愛らしいMAYUの歌声は「青春」をテーマにしたこの楽曲と相性抜群♪
ちなみにMAYUは、公式設定によると「ヤンデレな中学生」というキャラ付けがされています。
"青春時代特有の憂鬱"について歌っているこの歌詞に、ぴったりなキャラクターといえますね!
月読アイによるミニアルバム紹介も要チェック!
「愛島雑貨店」の詳細をもっと知りたい!という方は、以下の動画をチェックしてみてください。
テキスト読み上げ用のソフトである月読アイのガイドで、ミニアルバムの魅力を紹介しています。
幼い声で一生懸命アルバムの説明をしているので、ボカロ好きならきっとキュンとくるのでは!?
「ガールズインターハイ」はもちろん、他の収録曲の一部をチラっと聴くことができます。
じゃんけんをキーワードにしている「Hoi」。
切ない別れを歌った「さよならはきえない」。
いるかをテーマにした「いるか Starlight」。
"99%好きでした"という歌詞が印象的な「Home Party」。
どれも個性的で印象に深く残る、素敵な名曲揃いです。
ぜひ、他の収録曲も聴いてみてくださいね!
MVの絵を手掛けたのは、あのポスターを描いた人…!
それでは、本題である「ガールズインターハイ」のMVについて詳しく解説していきましょう!
このMVのイラストを手掛けたのは、師岡とおるです。
師岡とおるは、痴漢撲滅キャンペーンポスターを手掛けたことで有名なイラストレーター。
昭和の少女漫画っぽいタッチで描かれている、痴漢撲滅のポスターを見たことはありませんか?
あの有名なポスターのイラストを描いた方なんですよ♪
みきとPは「師岡とおるとコラボしたい」という思いを、以前から持っていたそうです。
断られることを覚悟した上で、みきとPからMVのオファーをしたところ、快諾をもらえたのだとか。
レトロで、可愛くて、少しコミカルな雰囲気も感じられる「ガールズインターハイ」のMV。
以下にMVの動画を貼っておくので、みなさん要チェックですよ!
青春真っ盛りな雰囲気漂うMVを徹底解説!
上記で紹介したMVを見て「もっと解説が欲しい」と思った方もいるのではないでしょうか。
ということで、MVの中で描かれている内容について、詳しく解説をしていきます。
情熱的な青春時代を描いたMVの内容を、順番に追いながら見ていきましょう!
「アタックNO.1」っぽい!?と思わせるイントロ部分
イントロ部分のイラストは非常にシンプルで、前半部分はバレーボールが転がっているだけです。
イントロ後半部分では、この楽曲の曲名がレトロなフォントで表示されます。
バレーボールとレトロなフォント。
そして、昭和歌謡チックなイントロ。
この3つの要素から「アタックNO.1」を思い浮かべた人は、きっと多いはず。
この楽曲は「バレーボール部に所属する女子を主人公にしたスポ根もの」という設定があります。
要するに「アタックNO.1」に似通う部分がたくさんある楽曲なんです。
だから、あえて「アタックNO.1」を連想させるようなイラストや音楽にしたのだと思います。
再びバレーボールが登場
一時間目は午前九時 朝練習 今日も地獄だった
鳴り響くチャイムのメロディ 汗ばんでる胸にヘバリツクあれこれ
出典: ガールズインターハイ/作詞:みきとP 作曲:みきとP