Uruが贈る【Love Song】
楽曲紹介
Uruの11枚目となるシングル【Love Song】が2021年8月5日にデジタル配信スタートしました。
包み込まれるような優しいメロディとUruの歌声の温かさにファンの間では「神曲」と話題になりました。
カップリングには【I don't suit you(Produced by AmPm)】【勿忘】【ファーストラヴ】の3曲。
ボリューム満点の1作となっています。
ドラマの為に書き下ろされた楽曲
【Love Song】はUruさんが、ドラマ『推しの王子様』の主題歌として書き下ろした楽曲です。
主演の女社長役を比嘉愛未さん、相手役を渡邊圭祐さんが演じています。
恋愛そっちのけで仕事に生きてきた女性がある日運命の恋に落ちていく…。
久しぶりの感情に戸惑ったり舞い上がったり、感情の揺れがリアルで多くのリスナーの共感を呼んでいます。
ドラマの内容とリンクした歌詞に注目。最後の一言に全てが詰まっているといえるでしょう。
強がることに慣れてしまった女性の恋の行方をつい応援したくなる楽曲です。
恋愛の仕方を思い出せない
恋と認めるのに時間がかかる
鏡に映る顔 見つめては
気付かない、ない、振りをして目をそらした
出典: Love Song/作詞:Uru 作曲:Uru
毎朝見るであろう自分の顔。
毎日見ている顔の変化はよほど目立つ何かがあるとき以外はなかなか気付くことが出来ません。
ところがある日を境に、自分でも気付くほど表情が変わって映るようになったのでしょう。
表情が変わるきっかけとなった出来事を自分では何か解っているようです。
でも気付かない振りをして自分の気持ちに蓋をしている様子が読み取れます。
素直になれない
知らない間に身についた強がりや
追い出せない、ない、臆病が胸をふさぐ
出典: Love Song/作詞:Uru 作曲:Uru
この曲の主人公は、人に甘えることが苦手なのでしょう。
頼られれば何でも「Yes」と答え、「出来ない」とか「助けて」が言えなくなってしまったのかもしれません。
人を助けることはあっても、自分が助けてもらえる立場にいなかったのでしょう。
そんな日々を過ごす中では、自分がどんどん強くならなくてはいけなかったのです。
長く強い自分を演じていたため、このスタンスから離れられなくなっています。
弱い自分を見せられない、本来の自分の姿をさらけ出すことが難しくなっているようです。
久しぶりの感情に戸惑う
ああ、どこかで 落としてきたはずなのに
確かに今 ここにあって
胸の奥 うるさいくらい
ぶつかり合っては浮かび上がっていく
出典: Love Song/作詞:Uru 作曲:Uru
1行目の歌詞から、縁が無かったわけではなく自ら恋愛を避けていた様子が読み取れます。
もしかしたら恋愛で傷ついた過去があったのかもしれません。
だからこそ臆病になったり、恋愛をすることに前向きになれないのでしょう。
恋のあのドキドキや楽しさを思い出すことはもう無いだろうと思っていたようです。
捨てたはずの感情がまだ自分の中に残っていたことに戸惑っている様子が窺えます。