ちゃんみなってどんな人!?
ちゃんみなは、最近勢いのある現役女子高生ラッパーで、愛称は「練馬のビヨンセ」と呼ばれています。
ビヨンセと言われるだけあって、圧倒的な力強さとセンス、個性的なファッションなどで、最近の若者を熱くさせるミュージシャンです。
父親が日本人、母親が韓国人で、幼少期にアメリカ合衆国にいた時期もあり、韓国、日本、英語のトリリンガルのため、曲も日本語と英語が混じった曲が多いです。
3歳の頃から歌手の夢を持ち、小学生の頃から作詞をするようになり、高校から本格的に作曲も始めたそうです。
日本の「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」という番組で表舞台に立ち、「未成年」という曲でメジャーデビューし、2017年3月にアルバムも発売して、ますます輝いていくカッコいい女子高生ラッパーです。
また、ちゃんみなはラップを習ったりはせず、すべて独学&自己流でラップを学んだため、なにも捕らわれず自由な所も、聴いていて魅力的に感じるところです。
シングル曲の中で、これぞちゃんみな、という曲があります。それは3番目のシングルで「FXXKER」というとてもカッコいい曲です。
この曲は、英語が混じっていて、和訳をしっかり理解すると、よりちゃんみなの魅力と個性、センスの良さなど、理解が深まります。
「FXXKER」の和訳と歌詞解釈
まずは出だしから!
Long time no see I’m coming nowChan to the Mina
(久しぶりね!私が今来たわよ!チャンからミナ(ちゃんみな)よ)
いまだ ナンバー1 yes I am a JK rapper
(そうよ私が女子高生ラッパー)
出典: F××KER/作詞:CHANMINA 作曲:CHANMINA・Ryosuke"Dr.R"Sakai
この曲は、ちゃんみなが自分のことを自己主張している歌です。
気高く強くカッコいい女の子というのが、歌詞から読み取れます。
濃いmake upLipsは赤もっとmamma
(濃い化粧でリップは赤 もっとママ)
I'm coming now
(私が今きたわよ!緊張しな)
緊張しな インディーメジャー
I don't care cuz jk rapper
(なぜなら私は女子高生ラッパーだから)
出典: F××KER/作詞:CHANMINA 作曲:CHANMINA・Ryosuke"Dr.R"Sakai
また、ちゃんみなのお母さんは韓国人で、バレリーナをしています。バレリーナは化粧が濃く、真っ赤なリップをよく使います。そこからちゃんみなの化粧や唇の赤さは来ているのかもしれません。
また、ちゃんみなはインディーズからメジャーになった時に、世の中から丸くなってしまうのではないかと言われたらしく、それを否定する曲を作りたいと思って書いた歌詞なんだそうです。
インディーズでもメジャーでも関係なく、大きく変わらずにこれからも、ちゃんみならしく、やっていくという意思表示をしています。
サビは!?
What ムカつくなら噛み付けば?
(何)
What それか捕まえてごらん
(何)
i can’t slow down. chanmina coming now
(私は減速しない。 ちゃんみなが今来るよ。)
coming now now now now
(来るよ、今、今、今、今)
黙って踊れよfuckinfucker
(クソ野郎、バカ野郎)
出典: F××KER/作詞:CHANMINA 作曲:CHANMINA・Ryosuke"Dr.R"Sakai
人をディスるラップを良く使う彼女ですが、世の中にケンカを売る挑発的な歌詞は、ちゃんみなの持ち味といった感じです。
日本語に混じった英語の意味は?
はなからいらねぇ共感 うざったい評判
黙れよ半端 お家へ帰んな
私はこの制服も言葉もno fake だこのコスプレイヤー
(偽物)
マセガキクソガキなんとでも言えよ練馬のビヨンセびくともしねぇよ
2017今を生きる時代が選んだI’m a princess
(私は女王)
出典: F××KER/作詞:CHANMINA 作曲:CHANMINA・Ryosuke"Dr.R"Sakai
世の中になんと言われようと、私は私!という気持ちが現れている歌詞。ちゃんみなは、たくさんの人の憧れの存在になっているのは、間違いありません。
この曲のラストは!?
Shh I’m coming now 驚いた?
(シーっ私が今来るよ。)
Look at me 泣かないで どうしたのbaby
(私を見て) (愛しい君)
誰も止められないの
やっと日本から出てきた天才
From Japanの本物
(日本出身)
出典: F××KER/作詞:CHANMINA 作曲:CHANMINA・Ryosuke"Dr.R"Sakai
強さの中に優しさが見える最後の歌詞は、ちゃんみなの魅力をグッと引き出します。
この曲は、ちゃんみながどんな女の子なのかを表している曲と言えるでしょう。