【抱いてセニョリータ/山下智久】歌詞を徹底解説！ヤンチャな男が抱く恋心とは！？情熱的な歌詞がスゴイ！

ジャニーズにときどきある、名付けて「やたらめったら色気ダダ漏れ振り付け」。笑

胸をなぞる仕草も色っぽいですし、その後の腰の動きが……。はい、ここ、歓声ポイントです！

「強く強く……」のところも男性の力強さを見せつける振りになっています。

山P自身が歌番組で「この振りはカラオケでやるのが恥ずかしいらしいです」と笑っていました。

「手首を“クッ”としっかり上げていれば、腕は下の方でもアリです」だそうですよ。

いやそれ、むしろやりにくそうですが……。

でもせっかくこの曲を歌う勇気を出したなら、やり切った方が絶対ウケるのではないでしょうか。

「抱いてセニョリータ」の歌の主人公は「どこかの誰か」ではなく、ある人に特定されています。

ヒントを言いますと、この2曲の作詞は「青春アミーゴ」のzopp氏が手がけたものです。

「青春アミーゴ」を歌ったのは「修二と彰」、この歌を歌うのは「山P」となると……。

そう、この歌の主人公は「彰」なのです！

「アミーゴ」に対して同じスペイン語「セニョリータ」を使おうと言ったのは山P自身が提案しました。

曲の中に出てくる「あいつ」は当然「修二」を指しています。

そう分かると、この歌がイメージしやすくなりませんか？

では次は、セクシーが止まらない歌詞を見ていきましょう。

好きな彼女と甘い時間を共にしている彰。

唇の端の傷を見て、彼女はわざと触れてきます。

「イテッ」と顔をしかめる彰に彼女は言うのです。

「止めな、ケンカなんて。修二とツルむのも、あたしは反対」

年上の彼女なのでしょう。

いつもお姉さんぶって、諭すような口調で話すのが彰は気に入りません。

「……ガキ扱いすんなよ」

煽られた彰は男らしさを見せようと普段より荒っぽく彼女を追いつめます。

背中に回された彼女の腕の力が強くなるほど、愛情を感じるようです。

甘えるのが下手な彼女に弱い言葉を吐かせたいのでしょうか。

なのに、キスになると妙に優しい……。

彼女はもっと彰に強引になってほしいと望んでいるのかもしれません。

だから「……じれったいのよ」だけは彼女の心境を歌っているように感じます。

彼女の心の中には忘れられない元カレがいます。

2人でいるときも「前にさ……」と言いかけて「……あ、彰じゃなかった」とか言ってそう……。

この彼女は素直に落ちてくれないようです。

でも彰は、修二や周りに「止めとけよ」って言われながらも彼女を選んだのでしょう。

愛の言葉を囁いても「いいよ、無理しなくて」と寂しく笑う彼女に「愛」を信じさせたいのです。

「愛なんていらない」「どうせ今だけ」「アンタもいなくなるんでしょ」

これらの言葉を言われるたびに彰は繰り返し愛を囁きます。

「どこにも行かない」「オレはずっとそばにいる」「……信じていいから」

そうして彼女の心を守っている氷を溶かしたい。

「オレの前では泣いていいよ」

そう言われ、彼女はやっと彰に涙を見せたのではないでしょうか。

泣いて泣いて泣き疲れて、眠ってしまう彼女。

そんな彼女に腕枕をした彰は指で涙を拭ってあげて、一緒に眠ります。

でも彼女は恥ずかしさから寝たフリをしていて、そっと目を開けると満足そうに彰が眠っています。

それを見て幸せに包まれながら「……ナニ寝てんのよ」とちょっと残念にも思うのです。

彰もなかなか手ごわい女性を好きになったものです。

でも親からの愛情に飢えて育った繊細な彰のこと。

彼女が「うっとうしい！」と言ってもひたすら「今日も愛してるよ♪」と言い続けるのでしょう。

そのうち修二も「お前、やっぱスゲーわ」と呆れながら祝ってくれそうです。

「修二と彰」の世界がその後も続いていたとは新発見で嬉しくなりました！

最近は歌のリリースはありませんが、俳優として活躍する山P。

連続ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」が2018年7月から映画も公開されました。

山Pが天才医師・藍沢先生をクールに演じています。

2時間強とちょっと長めですが、無愛想だけど人の命を救うことにまっすぐな藍沢先生役が本当にハマっています。

そして、いろんな形の愛について考えさせられる内容でした。

これは映画デートにめちゃくちゃおススメなのでぜひ映画館で観ていただきたい……！

公開が終了していたとしてもレンタルや配信でおウチデートにオススメですよ。

歌が聞けないのは寂しいですが役者としていろんな役に変身する山Pも楽しみです。

この後には「ジャニーズにしてはセクシーじゃない？」という2曲の記事をセレクトしてみました。

併せて読んでいただけると嬉しいです。