楽曲について
太陽に口説かれて
秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、齋藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、橋本奈々未、星野みなみ、堀未央奈、松村沙友理、若月佑美
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/それぞれの椅子
真夏の誘い
気乗りしない海
Ride on!
遊び慣れた人に
海に行こうなんて
誘われ躊躇した
仲のいいあの娘(こ)が
腕を引っ張るから
断りきれなくて…
出典: 太陽に口説かれて/作詞:秋元康 作曲:フジノタカフミ
ある夏の日、主人公は海へと誘われました。
誘ってきたのは軽薄そうな、遊び好きとして噂の彼です。
下心があるに決まっている。そう主人公は警戒します。あまり良い予感はしません。
断ろうとしましたが、仲の良い友達がはすっかり乗り気なようです。
その子に押し負けて、結局海に行くことになってしまいます。
歌詞から感じられる一夏の波乱の予感。主人公はどうなるのでしょうか。
続く歌詞を見ていきましょう。
守りを固める
水着にはなりたくない
テキーラは受け付けない
あれもダメ (あれもダメ)
これもダメ (これもダメ)
ごめん ノーサンキュー
出典: 太陽に口説かれて/作詞:秋元康 作曲:フジノタカフミ
海に行くのであれば当然水着を着ることになります。
ですがそんな肌を露出する、開放的な姿を彼に見せるのは気乗りはしません。
それは仕方がないと割り切って、かわりにたくさんの禁則事項を設けてガードを固めます。
たとえばお酒です。
強いお酒を飲まされて万が一酔ってしまったら、その勢いで簡単に相手に流されてしまう可能性があります。
自分の身は自分で守る。何があっても大丈夫なように主人公は身構えます。
歌詞からは固い意志を感じますが、同時にそうやって壁を作ることに申し訳なさを感じているようです。
真面目で他人を気にかける主人公の性格が読みとれますね。
友達が行くからと誘いを断れなかったことからも、押しにはあまり強くはないようです。
最後まで思いを貫き通せるのでしょうか。
太陽に揺らぐ
夏くらい羽目を外そうよ
そのガード 固すぎるね
木の陰に隠れていないで
太陽が囁く
アアー
ジリジリッ ジリジリッ
ジリジリッ ジリジリッ
ジリジリッ ジリジリッ
口説かれそうよ
出典: 太陽に口説かれて/作詞:秋元康 作曲:フジノタカフミ
案の定、主人公の心は揺らぎ始めています。
そんなところにいないでこっちで遊ぼう。
そんな風に彼は主人公を誘います。笑顔が太陽のように眩しく感じられるようです。
我慢しないで、もっと楽しめばいいのに。
照りつける太陽からもそんな声が聞こえてくるようです。
理性的でいようとする思考を熱い太陽が乱していきます。
ジリジリと焦がす日差しは、主人公の心の葛藤。
近づいてはいけない、好きになってはいけない、そう思いながらも心は彼に惹かれてしまっています。
その現状に戸惑い、主人公の心は大きく揺らいでいるようです。