GANG PARADEがついにメジャーデビュー!
2019年、ギャンパレは大きな舞台に飛び立ちます!
BiSH、BiSといった破天荒なアイドルグループを擁するWACK。
その中で唯一のインディーズアイドルがGANG PARADE(以下ギャンパレ)です。
第1期BiS解散後の2014年に元メンバーのカミヤサキがプラメニ名義で始動したWACK1番の古参グループ。
度重なる改名、定着しないメンバーなどWACKでもっとも苦難の歴史を持つグループです。
しかし2019年はギャンパレにとってターニングポイントとなります。
1月10日、ギャンパレの公式Twitterが衝撃のツイートをしたのです。
「2019年4月17日、GANG PARADEはワーナーよりメジャーデビュー決定!」
”遊び人”感涙のティザー映像...
とにかくこちらのティザー映像をご覧ください。
ギャンパレの歴史をこれでもかと詰め込んだ9分間のメジャーデビュー告知映像です。
そして告知の2日前、2019年1月8日は9人体制初のアルバム「LAST GANG PARADE」の発売日。
アルバムに冠された”last”にはインディーズ最後の作品というメッセージ。
そして「みんなの遊び場」をより大きな舞台に広げるという壮大な意味が秘められていたのです。
遊び人(ファンの呼称)ならずとも涙なしでは見られません...。
そこで今回はギャンパレのメジャーデビューを記念してある曲のMVを紹介したいと思います。
ギャンパレの新たなキラーチューン「LAST」
4thアルバム「LAST GANG PARADE」のリードトラック
今回紹介するのはギャンパレの新たなるキラーチューン「LAST」です。
アルバム「LAST GANG PARADE」のリードトラック、且つ新生ギャンパレのテーマ曲。
ギャンパレには「Plastic 2 Mercy」や「Beyond the Mountain」というテーマ曲があります。
「LAST」はそれらに並ぶ、もしくは凌駕するであろう感動的な人生賛歌です。
コラージュされたWACKの歴史
何度 何度 壊れそうになって
嵐に打たれても
たとえそれが遠回りなんだって
何も失わない
きっとこの道が続くなら
ああ どれだけ遠くまで
歩いていけばいいの?
出典: LAST/作詞:松隈ケンタ,JxSxK 作曲:松隈ケンタ
プロデューサーの松隈ケンタさんはどのような気持ちで「LAST」を制作したのでしょう?
第1期BiSのテーマ曲「primal.」のオマージュで始まる導入部。
そして歌詞には「歩く・遠回り・失う・道」という歴代BiSが歌い継いできた言葉が散りばめられています。
BiSの産声=「primal(原始)」で始まり「last(続く)」という言葉で終わることの意味。
それはギャンパレがあらゆる意味でBiSの遺伝子を受け継ぐという意思の表れではないでしょうか?
これまでBiSHというモンスターグループの陰に身を潜めていたギャンパレ。
しかし2019年のWACKを牽引するのはギャンパレだ!という渡辺社長の強い意志を感じます。
「LAST」のMVを徹底考察!そこから読み取れるものとは?
雲の向こうは、いつも青空♪
とにかく感動的な「LAST」のMVをご覧ください。
始まりに登場する白と七色の小鳥。
これはアイドル以前のメンバーがギャンパレの衣裳を身につけることを意味するのでしょう。
そして浮かび上がる「There is always light behind the clouds」という文字。
これは「若草物語」の作者ルイーザ・メイ・オルコットが残した言葉です。
意味は「雲の向こうは、いつも青空」。
空を覆う巨大な雨雲の先には必ず青空が広がっています。
そこから転じて、困難な時が続いてもいつか報われるという意味で語り継がれている名言です。
ギャンパレに限らずWACKに集うのは社会にうまく馴染めなかった女の子たち。
WACKはマイノリティとして生きてきた無垢な女の子が華やかなアイドルへと転身する場所なのです。