JUKE BOX
2012年は関ジャニ∞にとって記念YEAR。結成8年目を記念したライブや初のベストアルバム発売、紅白歌合戦への初出場を叶えたメモリアルな一年になりました。
そしてそんな一年を経て、関ジャニ∞第二章を記念するように発売されたのが2013年に発売された6枚目のアルバム「JUKE BOX」なのです。
「へそ曲がり」や「あおっぱな」も収録
「JUKE BOX」には「へそ曲がり」や「あおっぱな」、「ここにしかない景色」「涙の答え」とシングルカットされている曲もふんだんに収録されています。
あの人からの楽曲提供曲も
そしてそして、楽曲制作陣も豪華!
SEKAI NO OWARIのSaoriが作詞、Nakajinが作曲を務めた「涙の答え」。
そしてヒャダインこと前山田健一が作詞作曲を務めた「TAKOYAKI in my heart」など、今をときめくアーティストからの楽曲提供曲も話題となりました。
All is wellはMADE BY 関ジャニ∞
今回ご紹介する「All is well」は通常版のみに収録された1曲です。
しかしながらアルバム名を掲げたライブツアー「KANJANI∞ LIVE TOUR JUKE BOX」でも終盤に歌われたりと、関ジャニ∞にとって大切なメッセージソングなのです。
作詞:関ジャニ∞ 作曲:安田章大
メンバー一人一人がぽつりぽつりと語り掛けるように始まるこの曲、一体どのような世界が綴られているのでしょうか。
All is wellはどんな歌?
All's Well=きっとうまくいく
「All is well」はきっとうまくいく、という意味だそうです。
『All's Well That Ends Well(終わりよければ全てよし)』 というシェイクスピアの戯曲から「終わりよければ全てよし」と訳されることもあります。
しかしこの曲の内容からするとおそらく前者、「きっとうまくいく」という思いが込められていると思います。
歌詞の内容をざくっと説明すると、どこか遠くにいる大切な人へ向けて、愛や感謝の想いを届けにいく歌でしょう。
メンバー一人一人が紡いだ歌詞を1曲にまとめて作られているので、若干歌詞の内容にバラツキがあるようにも感じます。
歌っているパートはそれぞれ自身が作詞した部分だそうです。
サビの部分に込められた想いに対して、個人の想いがそれぞれの作詞パートに溢れているのかもしれませんね。
元々関ジャニ∞自体が「なるようになる」という奥底の非常に明るいグループであり、闇に呑まれることはありません。
関西独特のお笑いのノリということもあるのですが、同じ関西出身でもKinki Kidsと比べると分かりやすいでしょう。
Kinki Kidsが割と重たく暗い感じの曲調や歌詞のものが多く、「陰」のKinki Kidsに「陽」の関ジャニ∞と綺麗な対比になっています。
メンバーから、ファンへのラブレター
男女のラブソングに聞こえるこの曲ですが、しっかりと歌詞を読み込むとこれは関ジャニ∞のメンバーからファンへ向けられたメッセージであることに気づくと思います。
ファンの元気の源になりたくて、君住む街まで歌とパワーを届けに行く。
そんなメッセージと愛がたっぷりと込められたファンに向けてのラブソングなのです。
では、歌詞をじっくりと見ていきましょう。