EXILE ATSUSHI+AIのコラボ曲「No more」
優しいバラードの曲調の中に、どこか強さを感じるメロディで始まる「No more」。
EXILE ATSUSHIとAIの3度目のコラボ曲としてリリースされました。
前作に続き、今回も作詞はEXILE ATSUSHIとAIが担当。
「No more」ではEXILE ATSUSHIとAIが作曲にも参加しています。
その歌詞にも曲にも両アーティストのそれぞれの思いをぶつけ合った力強さを感じられる気がします。
その強さはどこから来ているのでしょうか。
諦めない人への応援歌
「No more」は、2016年に放送されたドラマ「ナオミとカナコ」の主題歌として起用されました。
歌詞の内容はDVなどに悩む主人公たちのドラマとリンクしてますが、応援歌としても仕上がっているのです。
それはEXILE ATSUSHIとAIが作品の発表時に楽曲に関してコメントを出していることからもわかります。
特にAIには第一子が産まれるという環境の変化がありました。
子供を持つ親として、守りたい応援したいという気持ちが応援歌として作るきっかけの一つになったのでしょう。
そんな二人の想いがぶつかり合い、それが相乗効果となり素晴らしい楽曲に仕上がっているのです。
AIの公式サイトでEXILE ATSUSHIとAIコメントが読めるのでチェックしてみてくださいね。
AIの公式サイト。リリース情報やニュース、PV視聴、曲の試聴、ライブ情報など。
「No more」の歌詞を解釈
先の見えない現実
もうここに自由はない
繰り返したくない pain...
night & day
出典: No more/作詞:ATSUSHI・AI 作曲:UTA・ATSUSHI・AI
AIの力強い歌い出しから曲は始まります。
この曲の主人公は何かに苦しんでいるようです。
不自由で苦しい痛みが何度も襲うとても辛く追い詰められた状態。
それが、毎日ずっと続いています。
精神的にも肉体的にも疲れていることでしょう。
この絶望的な状況に救いがあるとするなら、この曲の主人公がこんな毎日はもう嫌だと思っていること。
辛い状況でも諦めていない姿勢がみえます。
EXILE ATSUSHIとAIの織り成す美しいハーモニー
生き延びてみせる!
雨が降って それでも走って
光が差し込む場所まで
oh 生き抜いてみせる
出典: No more/作詞:ATSUSHI・AI 作曲:UTA・ATSUSHI・AI
雨は苦しみや辛さをあらわしていると思います。
それに苦しみ悶えている状態です。
しかし、この曲の主人公は諦めていません。
希望が見えるところまで行くと決めたのです。
希望をつかむまでの道のりは長く大変なものでしょう。
途中で心が折れてしまうかもしれません。
それでも生きていくと。
ここからAIとEXILE ATSUSHの声が重なり合い美しいハーモニーになります。
そのハーモニーは力強く、この曲の主人公が光を探す後押しをしている様にも感じます。