第10位
漂白
歌詞
どうしようもなく心が汚れた日は
あの日を思い出して洗い流す
心を優しい泡で洗い流す
出典: 漂白/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
タイトルの「漂白」は、“心の汚れを落とすもの”という捉え方が斬新で、恋愛ソングとしてもぴったりの言葉でした。
やきもちを妬いてしまったり、些細なことで怒ってしまう。
このような感情も「汚れ」という言葉を使って表現しています。
また、この楽曲は失恋をしてしまった女性の心情を歌ったものです。
2行目にあるように、この「汚れ」を落とせるのは、あなたと一緒にいた時間という記憶だけ。
若さゆえの純真な心だったり、優しい気持ちなどを「白」と表しています。
その「白」に戻すために、漂白する。
好きな人と別れたあとも、その人との思い出で「白」に戻そうとするのです。
その理由は、これからの自分に繋げるため。
いい思い出は消さないように、優しく漂白していくのです。
第9位
ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌
第9位は2015年5月に発売された、あいみょんのミニアルバム『tamago』に収録されている「ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌」です。
タイトルを聴いただけでなんだか面白そうな歌のような気がしますよね?
この楽曲は、いわゆる“死語”を題材にしています。
今ではもう使わない、かつて流行した言葉がたくさん登場します。
誰もが聞いたことあるような言葉もきっとあると思いますが、昭和世代の人には響く歌詞かもしれません。
この曲を聴くと使いたくなることもあるでしょう。
再ブームが来るかもしれない?そんな楽曲です。
ザギンで見かけたアベックの
女はパイオツカイデーだったな
リーマン今日もよそよそしい
タイミング見計らってドロン
ギロッポンで久しく合コン
5人中3人アウトオブ眼中
それに明日も早いもんで
お先にテクシーでアディオス
出典: ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
今の10代の子には意味が分からない単語もありそうですね。
わからない人のために、訳していきましょう。
「銀座で見かけたカップルの女性は胸が大きかった」。
1~2行目の歌詞はこのようになります。
地名などは上下の入れ替えくらいなのでわかりやすいです。
しかし「アベック」は、わからない人が多いのではないでしょうか。
これは「恋人同士(カップル)」として使われていました。
このあとの単語は、わかりやすいものが多いので一覧として表記させていただきます。
- サラリーマン
- 帰宅
- 六本木
- 眼中にない
- タクシー
- さようなら
この部分の歌詞だけで、これだけの単語が登場しました。
しかし、時間が経っても使われているような言葉もあります。
友達同士で使うのも楽しいかもしれませんね。
第8位
どうせ死ぬなら
第8位は、2015年12月に発売された、あいみょんのミニアルバム『憎まれっ子世に憚る』に収録されている「どうせ死ぬなら」です。
どうせ死ぬなら後悔のないようにやりたいことをやるわ!という気持ちが溢れている楽曲です。