2020年ライブ情報を一挙解説!
彼らは生演奏が魅力の1つで、実際に体感できるライブは絶大な人気を誇ります。
アーティスト独自の世界観を肌で感じることができる、夢のような時間です。
本記事ではライブ情報にスポットを当て、2020年に開催予定の公演を一挙ご紹介します。
ツアーはもちろん、イベントの参加情報も解説していきましょう。
またYouTubeではサカナクションの公式チャンネルを開設中。
本記事でご紹介する楽曲の映像も公開されています。
是非動画と共にこちらの記事をお楽しみ下さい。
フェスへの参加情報
2020年は「ONE PARK FESTIVAL2020」への出演が決定しています。
こちらは大阪や東京などといった首都圏の開催ではなく、福井県で開催されるイベントです。
2日限りの限定開催。どのようなセットリストで挑むのか、期待が高まりますね。
フェスという特性上、彼ら以外のアーティストを目当てに参加している観客がいることが予想されます。
参加を予定されている方は演奏率の高いライブの定番曲を押さえておくと良いでしょう。
上記イベント以外にも、例年数々のフェスに参加しているサカナクション。
今後もフェス参加情報の解禁が予想されますので、詳細は公式HPをご確認下さい。
【SAKANAQUARIUM】ツアーの魅力に迫る
テーマ
本公演のテーマは「光」です。
ライブのあらゆる箇所に光にまつわる演出が散りばめられています。
ここで大切にしているのは、あえてできることやできないことの制限を設けること。
上記のような効果は参加者が受ける印象に大きく関わる項目です。
またこちらのツアーではライブ用のイヤープラグの貸し出しを行っています。
こちらの商品は音量が大きく耳が疲れてしまった時に使用するもの。
ライブツアーのテーマに基づき、参加者が音を最大限に楽しめるよう配慮されています。
他アーティストではあまり見られない、新しい試みといえるでしょう。
ツアータイトルの真意
本ツアーのタイトルは「SAKANAQUARIUM 2020 "834.194 光"」です。
こちらは現在リリースされているアルバムにちなんで付けられています。
ここで着目したいのはタイトルに記載されている数字です。
よく見てみるとある言葉に見えてきます。
それは語呂合わせで「闇夜行くよ」。キーワードは闇となっているようです。
ライブテーマである光と、アルバムの主題である闇。
相対するキーワードが肝となっていますが、演出には統一感がある不思議な印象です。
また彼らの地元である北海道から東京までの距離を示しているという説もあります。
他にも秘められたメッセージが存在するかもしれません。
セットリストを解説
グッドバイ
1曲目に披露されているのは「グッドバイ」です。
最初にさようならという意味とも取れる曲を持ってくる、こちらの構成。
タイトルだけを見ると悲しい別れを表現した楽曲のように感じるでしょう。
しかし歌詞の内容としては、彼らの苦悩と今後の展望を映した作品です。
現在のサカナクションの音楽性とは一線を置き、新しい世界へ挑戦したい…。
こちらの楽曲には音楽に対する熱い想いが込められています。
今や知らない人はいないほど有名なアーティストとなったサカナクション。
現状に満足せず新しい世界へ踏み出そうとする勇気が、聴く人の心を動かす鍵となっています。
このポイントが始まるライブに対する心境とリンクしていますね。
上記のような背景がある本曲。1曲目へ配置したのも納得です。
ワンダーランド
中盤では「ワンダーランド」といった楽曲が登場します。
ワンダーランドで特に注目したいのはノイズ音。
最初と最後に聴こえてくるこの音はかなり印象的です。
では皆さんは冒頭と終盤で微妙に音が違うことに気が付いたでしょうか。
前半は北海道の雪の音、後半は東京の街中音だそうです。
ノイズ音を通して都会と田舎の狭間を上手に表現しているこちらの作品。
中盤に本曲を置いておくことで、1つのライブの中に音楽性の変化が組み込まれています。