超大物YouTuber
YouTuberという言葉が一般化した今、メディアの形が大きく変わり始めています。
テレビ離れが深刻化する中、YouTube界に新規参入する人が続出しているのです。
お笑い芸人やアスリート、アイドルといった数々の著名人たちも注目しています。
個人が動画配信者として生計を立てる例も珍しくなくなりました。
2017年頃から、小学生たちの将来の夢ランキング上位にも食いこんでいます。
そんなYouTuber界を牽引する存在が、HIKAKIN & SEIKINです。
2人は兄弟であり、名コンビであり、ミュージシャンでもあるのです。
ビックドリームを手にした2人だからこそ、学ぶことがたくさんあるでしょう。
2人がリリースした【夢】にこめられた熱いメッセージを紐解いていきます。
躍動感あるスタート
見つめている世界へ
曲の始まりは、穏やかで印象的なピアノからスタートします。
弾いているのは自称アカペラミュージシャンのSEIKINさんです。
作詞・作曲を担当する彼は、HIKAKINさんの実の兄。
音楽に慣れ親しんできた彼の実力は本物です。
中学時代は吹奏楽部に所属し、アカペラもお手の物。
伸びのある美しい歌声には定評があり、動画内でも度々披露しています。
MVは、夢研究所で働く白衣を着た2人。
夢を生み出すクリエイターの彼らにぴったりのシチュエーションです。
最初の歌詞はこのように始まります。
果てしなく続く空 その先にあるもの
誰も見たことの無い世界へと走れ
出典: 夢/作詞:SEIKIN 作曲:SEIKIN
YouTubeという未知の世界を開拓してきた2人。
まさにそれを言い表すような歌詞に注目です。
憧れを掴むために
想い描いた理想と 程遠いこの現実
見えぬゴールを目指して 今日も僕は生きてゆく
出典: 夢/作詞:SEIKIN 作曲:SEIKIN
成功者となった彼らも、最初から夢を叶えられたわけではありません。
HIKAKINはスーパーの店員の傍らで、ヒューマンビートボックスに打ち込んでいました。
SEIKINは電力会社に勤めながら、自分の道を模索していたようです。
一度は無難に生きていく道を選びかけた2人ですが、決して夢を捨てませんでした。
地道に動画投稿を始めたことで、今や大好きなことをして生きています。
理想をもって生きることの尊さを感じさせてくれます。
夢を叶えたい人に贈る言葉
昔みていた夢を思い出せ
忘れてはいないか あの日見た夢のこと
出典: 夢/作詞:SEIKIN 作曲:SEIKIN
MVで2人が様々な職業に変身するシーンがあります。
スポーツ選手やアーティストなど、憧れの姿が並ぶのです。
幼い頃に誰もが一度は思い描いた夢を表現しているそうです。
動画内で2人は、人の夢は変わっていくものだと述べています。
彼ら自身、幼少期にはスキージャンプを志して時代もあったとか。
右往左往しながら、自分の道を信じ続けたのです。
あの姿はあの景色は 夢のまた夢なのだろうか
立ちはだかる壁は高い それでも進め我が道を
出典: 夢/作詞:SEIKIN 作曲:SEIKIN
この歌詞で思い出すのは、HIKAKINの下積み時代のエピソードです。