乗り越えられたら自分の糧になる
大きな声で叫んでみると誰かが返してくれるかも知れません。
少し勇気を出して助けを求めてみたり、周りをもう一度見渡してみる。
するとそこには、助けを聞きつけて来てくれた人がいます。
見えなくなっていたけど、ずっとそばで見守ってくれていた人たちがいたんだよと。
そんな情景までもがこの歌詞部分からは想像できました。
そしてその辛い経験が乗り越えた後には必ず自分の糧になります。
苦しいことや辛いことは自分が成長するための経験値だったのだと気付かされました。
何度も何度も涙を流しても、その度に強くたくましくなっていくのです。
だから乗り越えるために思い切り泣けばいい。恥ずかしくなんてない。
辛い時は辛いと大きな声で叫んでもいいんだなと勇気づけられました。
二番の歌詞
強くなった私は楽しめるように
少しずつ辛い経験を乗り越え続けたら、どんどん立派な自分へと近づいていきます。
心に余裕が生まれてきた時は、何かをするチャンスです。
この歌詞にもあるようにじっとしていられずに心の中にうずうずしたものが出てきます。
そのうずうずしている何かに急かされるように人はまた動き出すことができるのです!
今まで、孤独の中でじっとしていた分、溜まっていたエネルギーは膨大に蓄積されています。
そう考えていると、いてもたってもいられなくなってくる衝動に駆られませんか。
やりたいことをやれる時間は限られているのですから。迷っている時間はもったいないのです!
他人にまで影響を与えられるように
いつかの僕がもらった明日への距離が
今度は誰かのちょうどいい温度感に
出典: さわれない歌/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也
楽しみだした自分は周りにも良い影響を与え始めます。
笑っているところには自然と笑顔が集まってくるものです。
自分が全力で楽しんでいる光景は誰かの希望になるのかも知れません。
でもそれだけで幸せなことに感じます。
塞ぎ込んでいた自分が今では誰かの役に立っているのだといってくれているようです。
個性の大事さ
流星数多森羅万象が巡り巡って
はじき出されるのは(standby) 人が(standby)
名前持つ本当の意味だ
出典: さわれない歌/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也
人間に限らず、世の中の全ての物には名前がついていますよね。
なぜ名前が付いているか考えたことはありますか?
この歌詞から名前がある意味はなんだろうと考えさせられます。
そしてさらに読み解くと名前のある意味は「個性があるから」なのだと気づかされるのです。
名前が付いていることによって、特別感が一気に生まれます。
私にしかないオリジナルの名前には、私だけを指す意味が込められていたのです。
私が私であることを証明するには、私特有の何かが必要になります。
名前だけではありません。
同じ性格、考え方、癖、好きなことを持っている人なんていないのです。
だからそれら全てが私である証明になるのだと。
自分が自分であることはとても大事です。
それを分かりやすくするために名前が付けられているのではないでしょうか?
二番のサビ
もしも僕が君の前まで来て 何かできることがあるとしても
この手は差し出さない きっかけは与えたいけれど
出典: さわれない歌/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也
辛い時には助けてもらうことは大事です。
しかし、自分の力で乗り越えなければ意味はないのだ!とこの歌詞ではいっているように感じます。
厳しいように感じますが、それが一番優しい選択肢なのかも知れません。
自分が完全に手を差し出して引っ張り上げるのは簡単です。
しかしそれでは、本人自身の力ではなく助けの力だけで上がってしまいます。
それは経験になるのでしょうか?
歌詞でも描かれている通りきっかけを与えることが最大の想いやりになるのです。
そのきっかけから本人が立ち直り、成長してくれる方が嬉しいに決まっています。
ラストの大サビ
大きな勇気をもらえる
もしも君が孤独の中に居て それでも君が君の中に居て
その手を伸ばすなら もう立ち上がれるみたいだ
出典: さわれない歌/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也