男女のツインボーカルバンド「凛として時雨」とは?
「凛として時雨」の曲を聴いてまず驚かされるのが、男女のツインボーカルバンドになっているところでしょう。
そして、よくあるデュエット曲のように、男らしい声と女性らしい声が絡み合うようなものを想像していたら大間違い!
メロディアスな曲調に男女のハイトーンボイスが掛け合っていくことで疾走感のある曲となり、カッコいい世界観を作り上げているところが魅力です。
メンバー全員のソロ活動も注目されている!!
ボーカル&ギター担当のTK(北嶋徹)・ベース&ボーカル担当の345(中村美代子)・ドラム担当のピエール中野(中野正敏)のメンバーで構成されている凛として時雨。
TKは「TK from 凛として時雨」という名でソロ活動も精力的に行っており、他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースも手がけています。
345はロックバンド「geek sleep sheep」・アコースティックユニット「ti-ti.uu」のメンバーとしても活動しており、ピエール中野はGLAYなど他のアーティストのドラマー&ソロ名義でミニアルバムもリリース。
このことから、メンバー全員が実力派というところも注目すべきポイントです♪
凛として時雨の作詞&作曲は全てTKが手がけている!!
曲を聴いていると、その独特な歌詞や曲調に驚かされるものの、凛として時雨の全ての作詞&作曲をTKが一人で行っていることもすごいですよね。
その分、よりバンドのカラーを強く印象付けているとも感じます。
特に、凛として時雨の曲は「次はどんな風に曲が展開していくのだろう?」といったような、聴き手をワクワクさせてくれる曲が多いです。
そのため、TKの作り出す楽曲には、毎回驚かされているファンも当然多いでしょう♪
5位、Who What Who What
この世に仕掛けた「意味」の迷路に
溺れて気がつくWho What Who Whatの
消えない疑問符並べて 響くdistortion why?
諸刃のナイフに彩られた完璧な異常
Who What Who Whatの嘆きも居場所を無くして
感情よGood Bye 感情はUFO
出典: Who What Who What/作詞:TK 作曲:TK
5位は劇場版PSYCHO-PASSの主題歌にもなった「Who What Who What」です。
曲を聴いていると、「Who What Who What」が「ふわっふわっ」と言っているようにも聴こえてきて、頭から離れなくなる耳なじみの良い曲になっています。
歌詞では、「迷路に溺れて」などのように、ストレートに受け止められない難解さもあり、より深く追求したくなるでしょう。
アニメに関連する、人間の様々な心理状態及び性格などの数値(通称PSYCHO-PASS)=この世に仕掛けた「意味」の迷路と解釈でき、登場人物たちが葛藤していく様子を、次の歌詞で上手く表現しています。
TKの作る独特な歌詞により、物語の真相に迫る緊迫感などもより引き立てられているのではないでしょうか。
4位、I was music
頭がバラバラ 宇宙に浮いて弾けた
dreaming 夢見てる I was music
今だけ殺して 出来もしない願いを
slowly 夢見てる 目を覚ましてよ
出典: I was music/作詞:TK 作曲:TK
4位は、アルバム「still a Sigure virgin?」の1曲目「I was music」です。
「いいよ おかしくなって」と、何度もささやくように歌う部分が特徴的なこの曲。
そして、「頭がバラバラ」などといったフレーズも気になるポイントですよね。
また、一行目の歌詞の様子と夢の世界を浮遊している情景のバランスも良く、とても考え込まれた歌詞だと想像できます。
おかしくなっているのは君?それとも自分?二人とも?と、夢の中にある(夢見ている)二人だけの世界で願う現実と未来の行方…
これがメロディアスな曲調と上手くかみ合っていて、人気があるのも納得です♪
3位、Telecastic fake show
Sadistic fake 君のせいで歪んだ僕に異常な世界は
いつか自由が欲しくなって 感情性に揺れた未来を
Sadistic face 探さないで悲しい僕の感情世界は
いつか未来と別々になって 一人きりで異常な fake show
感情性の指を刺して 目を瞑って 耳を切った
僕に揺れている 赤い誘惑を恐れだした
出典: Telecastic fake show/作詞:TK 作曲:TK