りりあ。【蛙化現象に悩んでる女の子の話。】歌詞を解釈！なぜ大好きなのに冷たくしちゃうの？別れた理由は

歌詞を見る限り、「嫌だな」と感じたことを見てみぬふりをしているようです。

自分で自分の気持ちに嘘をついて否定しています。

しかしだからといって、相手からの愛を受け止められるほど我慢強くもありません。

そのためどうしても好きだといいながらも冷たく突き放してしまいます。

そして主人公は、未だそんな自分を理解できていません。

まだ「蛙化現象」をうまく自覚できていないようです。

好きな人を冷たく突き放してしまうことに対して、主人公は自己嫌悪に陥っていました。

好きな人には優しくされたいものです。そして自分だって、好きな人に対しては優しくしたいでしょう。

優しくすることも愛の形だと思っているからです。

だというのに、実際にはどうしてもそれができません。電話の時に抱いた嫌悪感が邪魔をしています。

何故そんなことになってしまっているのか分からず、主人公は悩みだしてしまいました。

次は主人公の恋人である男性に視点が映ります。

「蛙化現象」に主人公は悩んでいますが、彼氏だって当然ながら困惑しているようです。

こんなことになったのは彼氏が悪いわけではありません。心当たりもないでしょう。

だからこそ、彼は相手の態度に「何故？」と疑問と戸惑いを抱いてしまいます。

これはデートを終えた後でしょうか。突然冷たくなってしまった恋人に困惑したことでしょう。

更に今、いつまで待っても彼女から連絡が来ません。遅いからと急かすのも気が引けているようです。

待つというのは非常にストレスを感じます。何日も待っているのでしょう。

待ち疲れて苛立ちのような感情を抱えているのが分かります。

だからといって彼の方も諦めることができません。

待ちくたびれていますが、その中にはまだ「好き」という感情が残っているからです。

主人公の冷たい態度は彼氏から見ると身勝手にも思えることでしょう。

とても好きな人に対する態度だとは思えないようなことをしているのが分かります。

好きといいながらつっけんどんな態度を取るのはいわゆるツンデレに似たモノもあるかもしれません。

しかし主人公の場合、その態度に愛がこもっていないのではないでしょうか。

それが彼氏側にも伝わっているのです。

男性側も好きな人には優しくされたいと思っています。

好きだから優しくしたいしされたいと思うのは自然なことであり、その気持ちはお互い同じなのです。

きっと彼は主人公に優しくしているのでしょう。しかし何をしても、主人公は冷たいままです。

恋愛は無償の愛ではないため、戸惑いや苛立ちを覚えるのも無理はありません。

そのため彼は優しさを求めています。

主人公はその彼を嫌悪してしまっているため、今すぐ優しくすることはできないでしょう。

それがなくなれば優しくできるのでしょうが、何故嫌悪するのかは主人公も理解できていません。

このままでは解決も不可能です。