yonigeとは
ガールズバンド、yonigeについてご紹介します。yonigeは、ギターボーカルの牛丸ありさと、ベースのごっきんによって構成される、大阪府寝屋川市出身のバンドです。
20代の女子が心に秘めている痛烈な叫びや、なんとも言えない感情を表現した楽曲が特徴的で、彼女らの同世代を中心に人気が高まっているのです。
2013年に結成された当時は、メンバーはドラマーを含め3人でしたが、現在は2人で活動中。
もともと別のバンドとして知り合いだった2人でしたが、牛丸の遅刻の多さが原因となり、当時のバンドを追い出されてしまったことが、現在の活動のきっかけとなったそうです。
ちなみに、yonigeというバンド名は、目をつぶってキーボードに入力したy、n、gの文字から連想されたものであるそう。
たまたまこのバンド名になったにしては、インパクトが強く2人の雰囲気にもあっている感じがありますよね。
【あのこのゆくえ】とはどんな曲?
yonigeの楽曲、あのこのゆくえとは一体どんな曲なのでしょうか?
ミニアルバム【かたつむりになりたい】に収録
『あのこのゆくえ』は、2016年7月に発表されたミニアルバム、『かたつむりになりたい』に収録されている楽曲です。
また、yonigeはこのミニアルバムのリリースに伴って、全国ツアー『かたつむりは投げつけない』を開催。
前作のミニアルバムComing Springに収録され、yonigeが世間に知られるきっかけとなった『アボカド』の中で歌われている「君に投げつけたアボカド」という歌詞と対照的なツアータイトルですね。
スペースシャワーTVのミドルローテーションにも
『あのこのゆくえ』は、実は日本最大の音楽チャンネルであるスペースシャワーTVの、7月度ミドルローテーション『it!』にも選定された楽曲なのです。
『it!』は、スペースシャワーがおすすめする楽曲のビデオを流す企画。あのスペースシャワーTVも注目している、というのだからもう聴いてみるしかないです!
【あのこのゆくえ】のMVのストーリーは全編逆再生で撮影!
日常を切り取ったようなストーリー性のあるMVが特徴的なyonigeですが、『あのこのゆくえ』のMVはさらに一味違います。
MVの内容は、ラブラブなカップルが浮気が原因で別れてしまうというもの。
しかしそのありきたりとも思えるようなストーリーも逆再生で撮影されているため、特別なMVとして完成されたのです。まずは一度、MVをご覧ください。
MVの撮影場所となるのは、たった2部屋。この2つの部屋でカップルのストーリーとyonigeの楽曲がうまく混ざり合って、『あのこのゆくえ』の世界観を上手く作り出しています。
MVは女の子を背景にyonigeというバンド名のロゴからスタート。
喧嘩したカップルのシーンから始まり、一体何が起きたのか?と視聴者を引き込みます。
次のシーンでは、男の子が別の部屋で他の女の子とイチャイチャ…彼女が現場を発見して部屋中に物が飛び交う喧嘩…。
MVが進むにつれて、過去の仲睦まじい2人が登場するのですが、それを見ていると「彼氏、なぜ浮気なんてしたんだ…」って女の子の怒りに共感できます。
企画はギターボーカル牛丸ありさ
『あのこのゆくえ』のこのMVの企画はギターボーカルの牛丸ありさによって行われました。
作詞や作曲もすべてこなし、ファッションでも注目を浴びている彼女のアート的感性が現れたMVであると言えますよね。多くの人を惹きつける何かを持っていることにも頷けます。
映像監督は池田圭(KANARIA)
そしてこのMVの映像監督をつとめたのは、映像作家である池田圭(KANARIA)。
彼は、SUPER BEAVERや MY FIRST STORYをはじめとして数々のアーティストのMVを担当している映像作家です。
彼が作るMVは視聴者をストーリーに引き込むことがうまく、楽曲のイメージにぴったりな映像になるため、多くのアーティストや映像作家を目指す方から支持を得ています。
『あのこのゆくえ』のMVも、確かに引き込まれて最後までしっかりと見てしまいますよね。