元恋人を見返したい
このまま終わるのなら悔しがらせたい。
見違えるほど綺麗になって。
ルージュを変えるその時は、
男に解らない意味がある。
出典: 出典: BRAND/作詞:奏音69 作曲:奏音69
主人公は、綺麗になって元恋人に別れたことを後悔させたいと考えるようになりました。
ルージュを変えることは、今までの自分と決別すること。
男性の中には、女性がルージュを変えただけでは気が付かないこともあるでしょう。
しかし、主人公からは今までの生き方を変えるほどの強い意思が感じられます。
女の価値について
年齢が全てではない
お気に入りの服[こ]を「新しい順」に並べて、
It’s waste of time.
それが女の価値だなんて、どうして決まるの?
出典: 出典: BRAND/作詞:奏音69 作曲:奏音69
この楽曲で男性が思っている女の価値とは、年齢が若いかどうかだと考察できます。
MVのサムネイルの女性の首をよく見ると、29%offというタグが付けられています。
主人公の女性は、29歳だったのではないでしょうか。
30歳手前で、男性との交際が終わってしまった様子です。
20代と30代では、結婚に対する考え方が変わってしまうことも少なくありません。
主人公の女性も、貴重な20代を元恋人に捧げて来たので30歳を区切りに結婚したいと思っていたのでしょう。
その気持ちが若い女性が好きな男性には重荷になり、別れを告げられた可能性があります。
主人公の女性も、かつては自分の若さに価値を見出していた部分もあったでしょう。
元恋人が連れている女性は、主人公よりも若い様子。
主人公の年齢と比較し、若くて価値のある女性と付き合えてよかったという態度を見せているのかもしれません。
その元恋人の様子を見て、主人公は完全に吹っ切れたと考えられます。
完全な決別
この愛着は長く着れば着るほど、
切り捨てにくくなるから、今。
バッグの底に埋もれてた、
貴方との夢もすべて投げ返した。
出典: 出典: BRAND/作詞:奏音69 作曲:奏音69
主人公は、長く前の恋人と付き合っていきました。
そのため愛着もあり、すんなりと別れられないという思いもある様子です。
貴方との夢とは、元恋人と結婚。
以前の主人公であれば、貴重な時間を過ごして自分の価値が減った責任を取ってほしい。
そう強く思っていたかもしれません。
しかし恋人と別れたことで、年齢が大切ではないことに気が付きます。
バッグも、元恋人が買い与えた高級ブランド品なのでしょう。
高級バッグを元恋人に投げた私。
かなりの修羅場だったと思いますが、完全な決別の意思を示したと感じられる部分です。
元恋人も、主人公の本気の怒りを感じたと考えられます。
新しく生まれ変わる主人公
私の価値はまだbrand-new me、あるんだから。
2秒後には、新品[あたらし]くなれる。
出典: 出典: BRAND/作詞:奏音69 作曲:奏音69
元恋人と別れたことで、自分の年齢ではない価値に気が付いた主人公。
2秒後というのは、楽曲の冒頭にある恋人と別れた時間のことだと考察できます。
長く付き合っていたにもかかわらず、一瞬で別れた恋人との仲。
しかしその一瞬のおかげで新しい自分の価値を知り、生まれ変わることができました。
短い時間に人生が変わったことを、新品と表現しているのではないでしょうか。
新品になった主人公は、別れた恋人を見返すような強い女性になる努力をすると思います。
まとめ
今回はのセンラ×そらるの「BRAND」の歌詞の考察してきました。
この楽曲は、人気男性歌い手が、女性の気持ちを歌っているところに魅力があります。
失恋から新しく自分の価値を見つけていく強い女性の気持ちに共感できます。
ぜひ歌詞の当て字も気にしながら、もう一度曲を最初から聴いてみるといいでしょう。
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【花鳥風月/浦島坂田船】まふまふの作詞作曲でも注目が集まる一曲!歌詞のパート割とMVを紹介! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
四人の掛け合いが素敵な花鳥風月。歌詞は平安時代と明治時代をミックスしたような雅なテイストに仕上がっています。声優界の活動範囲は天井知らずで、ついにアイドルグループも登場する時代に突入しました。それでは、2.5次元派の方もご一緒に御覧下さい!
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