アニメ「キテレツ大百科」のOP、ED曲

発明好きの小学生・木手英一(通称:キテレツ)が、江戸時代の発明家であった先祖・キテレツ斎の残した書物『奇天烈大百科』(キテレツだいひゃっか)を基に様々な発明道具を作り、その発明道具で起こす騒動を描く。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/キテレツ大百科

「はじめてのチュウ」はアニメキテレツ大百科」のOP、ED曲に起用されていました。

アニメ「キテレツ大百科」とは1988年から約8年間にわたり放送されていた藤子・F・不二雄作品です。

当初OP曲として起用された「はじめてのチュウ」はOP曲の変更後はEDで使われていました。

一度はED曲も他の曲に変わりましたが、再びED曲として起用され、長きにわたりED曲として使われていたそうです。

確かにキテレツ大百科といえば「はじめてのチュウ」という印象があります。

上の動画はキテレツ大百科のEDです。

登場しているのはキテレツが1話で作ったからくり人形「コロ助」。

引用の通り、江戸時代の書物を元に作っているので、ちょんまげがついています。

コロ助は自分は武士だといっています。

そして自分のことを「ワガハイ」といい、語尾に「~なり」というのが特徴です。

とってもかわいいキャラクターで、当時は「~なり」と真似する子供も多かったように思います。

おもしろいOP曲

キテレル大百科で印象の強いOP曲が「お料理行進曲」です。

1番はコロッケ、2番はナポリタンの作り方が歌の歌詞になっています。

 コロ助はコロッケが好物なんだとか。

歌の通りに作ればちゃんとコロッケやナポリタンが作れるそうです。

あんしんパパとは?

実川俊晴さんとは

録音時にテープを半分のスピードで回しながらゆっくり歌い、再生時には通常のスピードで再生するという手法によって、エフェクト処理を施したような可愛らしい歌声を作り出した。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/はじめてのチュウ

この曲を歌っているあんしんパパは、実は存在しない架空の人物なのです。

「はじめてのチュウ」の作詞、作曲を手掛け、歌っているのはシンガーソングライター実川俊晴さん。

「でも声が…」と思う人も多いでしょう。

引用のような録音方法だけではなく、他の要素を加え、あのかわいい声に仕上げています。

他の要素というのは企業秘密とのことで公表されていません。

テープで録音というのが何とも時代を感じます。

実川俊晴さんはザ・マミーローズというポップスバンドドラム担当としてメジャーデビューします。

その後バンド名の改名や新たなフォークロックバンドを結成。

1979年にはシンガーソングライター実川俊としてソロデビューを果たします。

ソロデビュー後はスタジオ録音を主体として活動をしています。

そのため、テレビ出演したのは2011年に木村拓哉さんと共演した1回だけなのだとか。

その貴重な映像は後程掲載します。

また多くのアーティストへの楽曲提供も行っています。

「はじめてのチュウ」は多くのアーティストがカバーしている

貴重なコラボ

「はじめてのチュウ」は木村拓哉さん、桑田佳祐さん、山崎まさよしさんなど。

多くのアーティストがカバーしています。

恐らく最初にカバーしたのが木村拓哉さんでしょう。

実川俊晴さんの紹介で少し触れましたが、木村拓哉さんとの共演ではあの早回しの声をテレビで披露しています。

リリースした当初の技術ではスタジオではできなかったことでしょう。

その二人のコラボはとても不思議な世界観で新鮮でした。

実川俊晴さんの本当の歌声も披露しています。

かわいい印象の「はじめてのチュウ」はなんだかちょっと大人の雰囲気を醸し出しています。

「My First Kiss」

「My First Kiss」と題し英語バージョンでカバーしたのがHi-STANDARD(ハイスタンダード)です。

みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

通称ハイスタは3人で構成されているパンクロックバンドです。

原曲のゆったりとした曲調から一変

アップテンポのロック化した「My First Kiss」。

コロ助コラボの動画はとても不思議な感覚ですね。

そしてハイスタ以外にも同じくパンクロックバンドガガガSPもカバーしています。

また日本人アーティストのみならず、海外アーティストもカバーしていることはご存知でしょうか?

アメリカ、フランス、スウェーデンのアーティストと国境を越えてカバーされています。

かわいい初恋

胸の鼓動