Mrs. GREEN APPLEとは?
Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)は、2013年結成した5人組のバンドです。2015年に見事メジャーデビューしました。
メンバーはボーカル、ギター、全ての楽曲の作詞・作曲を担当する大森元貴(おおもりもとき)、ギターでバンドのリーダーを務める若井滉斗(わかいひろと)、ドラムで紅一点の山中綾華(やまなかあやか)、キーボード担当の藤澤涼架(ふじさわりょうか)、ベースの髙野清宗(たかのきよかず)。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Mrs._GREEN_APPLE
バンド名の由来は?
食べ物の名前を入れたいということから「GREEN APPLE」を、そこに中性的なイメージを出すために「Mrs.」を組み合わせて作られました。
ちなみに「GREEN APPLE」は「青いリンゴ」。Greenには「未熟な」という意味があるのです。
「GREEN APPLE」(グリーンアップル)には赤く実ったリンゴの前身、未熟な「今」(初心)の気持ちを持ち続けていたいという意味が込められているのです。
転機
2013年にインディーズでデビューした彼らですが、2015年2月18日にリリースされたミニアルバム『Progressive』で“タワレコメン”を獲得し、注目を浴びます。
タワレコメンとは?
全国のタワーレコードのスタッフが、自らの<耳>と<直感>だけを信じて選んだ新進気鋭のアーティスト発掘のイベントです。
まだ世間で話題になる前のアーティストを、いち早くピックアップする、タワーレコードがレコメンド(recommend:推薦する)する、それが“タワレコメン”なのです!
その直後となる2015年7月8日にリリースされたミニアルバム『Variety』でメジャーデビューを果たします。
タワレコメンの獲得は、メジャーデビューからの活躍ぶりを予見するようなものとなったわけですね!さすがタワーレコード、見る目があります。
楽曲『パブリック』について
『パブリック』は2016年1月13日にリリースされたファーストフルアルバム『TWELVE』の3曲目に収録されています。
アルバム「TWELVE」について
このアルバム、メンバーの気持ちが細部にまで込められているものといって過言ではないでしょう。
初のフルアルバム、ミニアルバムよりも多くの楽曲が収録できることから、いろいろなカラーを帯びた楽曲に取り入れたとのことなのです。
ターゲット・リスナーは学生。特に学生の方に聞いてもらいたいと思って作ったと言います。さらにジャケットの絵は楽曲『パブリック』から想起されて描かれたとか。
メンバーによれば、歌詞の共有が大変だったとのこと。歌詞の共有って、やはり意味解釈なのでしょうね。
メンバーはもちろんのこと、ミュージックビデオを作ったとき、監督・ディレクター・スタッフとも歌詞の解釈の違いが生じ、すり合わせに時間を要したと言います。
作詞作曲を担当した大森いわく、3曲目の『パブリック』の存在は自身の中でも大きく、人について歌っているものですが、弱肉強食とかではなくて、哲学的な歌詞にしたかったとか。
もっと根本の概念というか、まっさらな、地球ができた創世記のイメージをジャケットにしたかったというのです。この絵の神秘的なイメージはそこから来ているのでしょうね。
また、歌詞の意味共有が大変だった曲というのもこの『パブリック』でした。大きな概念で歌詞を書いたため、メンバーそれぞれの感じ方も違っていたのです。
この曲はミュージックビデオも作成しているのですが、MVの監督やディレクター、スタッフとも、捉えている歌詞の意味や解釈に違いがあって、すり合わせる、つまり共通認識を得るのに時間がかかったのです。
MVを作る前にこう言うことが洗い出しされてよかったとは思いますが。