You're stuck in my mind
If I knew what's on your mind
It would be much easier
まとわりついた bonds? Not making sense!
She's one I love
出典: rouge/作詞:ケリー 作曲:Steven Lee・Drew Ryan Scott
"僕の心に君が住み着いて離れないんだ
もし僕が、君の心のうちを知っていたなら
もっとずっと簡単だったんだろうか
まとわりついた絆?そんなの意味がない
僕が愛するのはたった一人、君だけなんだ"
愛する女性に既に決まった相手がいることを知っていたら、主人公はここまで彼女にのめり込まなかったのかもしれません。
しかし知らずに愛してしまったが最後、彼女のことしか考えられなくなってしまった…という苦しみが歌われています。
ここで言う「まとわりついたbonds(絆)」は、「彼」のことを指すのでしょう。
一度抱いてしまった恋を諦めることはとても難しいことです。
それが、相手に他の男性の陰があったとしても、それでもそばにいてほしいと願うほどの恋ならなおさらです。
ちらつく陰に思い悩みながらも、いつか彼女が自分を選んでくれることを願ってしまうのだと読み取れます。
罪と自覚しても
Baby, Baby, Please don't say good bye 後悔はしてない
Baby, I just can't stop loving you どんな罪も背負う Uh
出典: rouge/作詞:ケリー 作曲:Steven Lee・Drew Ryan Scott
"さよならなんて言わないで"、"君を愛さずにはいられない"と繰り返す主人公。
「どんな罪も背負う」という歌詞からも、悲壮な決意が窺えます。
主人公はこの恋が道ならぬものであることを自覚した上で、それでも彼女への想いは捨てられないようです。
この恋がバレてしまえば、周囲からも非難されるでしょうし、彼女の彼氏からはひどく責められてしまうでしょう。
そもそも、彼女が自分を選んでくれるかどうかも分かりません。
そうしたリスクを負ってでも彼女と共にいたいと願っているのです。
ラップ部分の歌詞と和訳
見えない彼女の本音
Yeah Hey Girl
そう こんなにCreazy Baby困らせてる? Maybe
問いただす“Who's your daddy”今だけMy steady
So funでもWeekend I return his girl friend
本当にこれでOK?(OK?) いつかは来る そうNo way(No Way)
出典: rouge/作詞:ケリー 作曲:Steven Lee・Drew Ryan Scott
前半は、下記のように和訳してみました。
"そう こんなに君に夢中 困らせてる? 多分ね
問いただす「君の恋人は誰なの?」今だけ僕のものでいて
こんなに楽しいのに 週末には彼のガールフレンドに戻っていく"
この歌詞から、女性の方は主人公が寄せているほどの愛情を、主人公には持っていないのかもしれないと読み取れます。
主人公はあくまでも遊び相手であり、本命は別の彼氏かもしれません。
だからこそ、主人公から向けられている愛を躱しているようにも読み取れます。
本気で愛することはできない相手からの愛情に困惑し、主人公もその困惑に気づいているのでしょう。
犯した過ち
この絡めた肌からBeat it 伝わるときめきもMistake
Yes 今さらGuilty 僕らはMissing
重ね合うKiss like a Adam and Eve things
Please don't say good bye Hey
出典: rouge/作詞:ケリー 作曲:Steven Lee・Drew Ryan Scott
さらに、後半はこう続きます。
"本当にこれでいいの? いつかは来る そう まさかね
この絡めた肌から脈打つ 伝わるときめきも 過ちなのか
そう 今さら罪の意識 僕らは過ちを犯した
重ね合うキス まるでアダムとイブのよう
お願いだから、さよならなんて言わないで"
歌詞からは道ならぬ恋の罪を自覚しながらも、断ち切れない切ない想いが感じられます。
彼女が主人公を選んでくれる保証はどこにもなく、いつかは別れることを運命付けられている2人。
報われるかどうかも分からない状態で、それでも彼女を諦めることができないのです。
そんな葛藤が読み取れます。
尽きることのない悩みと迷い
「いつかは来る」と言っているのは、おそらく2人の「別れ」でしょう。
罪の意識を認め、いつかは別れなければいけない日が来ることを分かっていながら、それでも離れることのできない切ない恋。
刹那的な感情に身を任せた2人の関係がこの後どうなるのか、この曲から読み取ることはできません。
しかし、道ならぬ恋に苦しむ主人公の葛藤は、菊池さんの歌から痛いほどに伝わってきます。
この楽曲の切なさと色気を、菊池さんはしっかりと表現して歌い上げています。
ぜひ実際に聞いてみてください!