メンバー自ら作詞を担当した初のコラボ曲
歌詞を持ち寄って創り上げた、セクゾの5年史
2011年にデビューしたSexy Zone。
2016年にはその結成5周年を記念して初のベストアルバム「Sexy Zone 5th Anniversary Best」がリリース。
デビュー曲「Sexy Zone」を始め24曲が納められた2枚組のこのアルバムで初お披露目となった曲が「STAGE」。
この曲はSexy Zoneのメンバーひとりひとりが作詞をし、書いた歌詞を持ち寄ってひとつの楽曲に仕上げた入魂の一曲。
楽しいことも辛いこともあった5年間。
「STAGE」の歌詞には、メンバーがそれぞれ味わった、喜びや悲しみ、悔しさ、そして友情が込められていて、ファン落涙の濃~い内容となっている。
タイトルの“STAGE”に心にくい2つの意味が!
歌い出しは松島聡
では歌詞をみていきましょう。
ねぇ…この瞳に
幾千もの 光
…笑顔 これからは
この手を離さないよ
出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-161214-243
曲のオープニング、「ねぇ…この瞳に 幾千もの 光」の歌詞を松島聡が歌っている。
これ、セクゾファンにしてみると、かなり狂喜乱舞すべきことのよう。
この出だしからしてこの曲は、いつものセクゾの曲とは違う、という事に気付くらしい。
これに続く-
不器用で ぎこちない
僕らが描くステージへ
今この5人で
出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-161214-243
ここまでで5人は代わる代わるワンフレーズを歌いつないでいく。
こうした歌割りにも、この曲のただならぬ独自性が感じられます。
「僕らが描くステージへ」と歌詞にあるステージは、曲のタイトルの「STAGE」のこと。
しかしこの「STAGE」には、舞台を意味するステージの他にもうひとつの意味があります。
Sを5と読むと「5TAGE」となり、TAGEはドイツ語で「月日、日々」という意味。
つまり5つの日々、つまり5人の日々と訳せて、それはSexy Zoneを結成してから経過した5年間の意味にもなる。
この「STAGE」という曲名、ダブル・ミーニングどころかトリプル・ミーニングの意図さえある、深いタイトルなのです。
歌いあげるサビが5つある、と話題に!
山あり谷だった5年間を甘美なバラードで表現
いよいよサビの部分。このサビがセクゾファンをことのほか泣かせます。
泣いて 笑って 届けるから
笑われたって あなたにだけ
咲いて 誇れ 夢に見たように
この声が 遠いどこかで
こだまする 未来を
枯れないよ いつまでも
回すんだろ? この手で この地球を
出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-161214-243
このサビ、当然5人が一緒に歌いあげる。
歌詞後半の「枯れないよ 」以降は、Sexy Zoneというグループがこれからも前進していく、という意思表示。その力強さを感じます。
こうした歌いあげのサビがメンバーの人数に合わせて5カ所ある。
5回盛り上がるというわけで、これでセクゾのファンが狂喜しないわけがない。