『PIECES OF A DREAM/CHEMISTRY』を聴くたび心が痛くなると話題【徹底解剖】

デビュー10周年の全国ツアーを終えた2012年4月から、ファンに惜しまれながらも活動を休止していたCHEMISTRY。

それから約5年の歳月が経った2017年2月28日、ついに2日間にわたってファン待望のワンマンライブ「CHEMISTRY LIVE 2017 -TWO-」（東京国際フォーラム ホールA）を開催しました。

CHEMISTRYの2人は、「ソロ活動を経て強くなったCHEMISTRYを、待ってくれているファンの皆さんに見せたい」とコメントしています。

これを機に、活動を再開することを決意したようです。

ちなみに、CHEMISTRYはテレビ番組「ASAYAN」で行われたオーディションから、川畑要と堂珍嘉邦で結成したボーカルデュオです。

「PIECES OF DREAM」は、2001年3月7日にリリースされたCHEMISTRYのデビューシングルです。

オリコンランキングでは初登場2位を記録し、5週にわたってTOP5入り。

発売6週目でついにオリコン1位を獲得するという大ヒット曲でした。

そして15週目にはミリオンを売り上げ、デビューシングルでありながら2001年のオリコン年間シングルチャートで第3位にランクインしています。

また、第16回日本ゴールドディスク大賞ではソング・オブ・ザ・イヤー受賞。

リリースして約15年も経った2016年には、TVアニメ「ReLIFE」第11話のエンディングテーマにも起用されました。

みなさんもぜひ上の公式YouTube動画をご覧になり、まずはこの大ヒット曲を聴いてみてください！

「PIECES OF DREAM」は、2001年11月にリリースされたCHEMISTRYの記念すべき1stアルバム『The Way We Are』にも収録されています。

『The Way We Are』のほかの収録曲は、2ndシングル「Point Of No Return」や3rdシングル「You Go Your Way」、アナログ盤のみでリリースされた幻の話題曲「BROTHERHOOD」など全12曲。

ファーストアルバムとしては異例の大ヒットとなり、オリコン初登場1位、発売わずか1週間でミリオンセラーを達成した作品なのですよ。

「PIECES OF DREAM」はこのほかにも、2003年6月にリリースされたコンセプトアルバム『Between the Lines』や、2006年11月リリースのベストアルバム『ALL THE BEST』、2011年3月リリースの『CHEMISTRY 2001-2011』などにも収録されています。

それではさっそく、泣けると話題になっている「PIECES OF DREAM」の歌詞に注目してみましょう！ちなみに、「PIECES OF DREAM」というのは「夢のかけら」という意味です。

思い思いの夢を描いて生きていたあの頃を思い出すシーンから、ストーリーは始まります。

「Ah… せめてボクたちが 一度背を向けたら」というフレーズからは、一度夢見た理想をあきらめてしまった、現実的で無難な生き方を選んでしまったということでしょう。

「二度とは戻れない」というのですから、夢をあきらめて進学や就職をしてしまったのかもしれません。

「ハンパな夢のひとカケラが 不意に誰かを傷つけていく」というのは、まだ夢を捨てきれずにいる自分が、夢を捨てたことで傷ついてしまったということかもしれません。

自分の中で、いろいろな思いが葛藤しているようです。