ビバお一人様

アイドル戦国時代を生き抜く

Bメロは、『ぜんぶ君のせいだ。』のメンバーの胸中を描いています。

いつも不確かな自信とは
裏腹な不安を
矛盾、混沌と化す世界翻弄されて
つまずいて顔見合わせて笑う

出典: 唯君論/作詞:水谷和樹 作曲:水谷和樹,syva

多種多様なタイプが乱立しているアイドル界。

アイドル戦後時代と化し、時々刻々と状況が変化しています。

『ぜんぶ君のせいだ。』の面々は、自信不安を抱きながら、活動を続けているのです。

アイドルのトップに至るまでの道のりは、平たんではありません。

不条理なルールを押し付けられたり。権力者の思惑に振り回されたり。

挫折してしまいそうになる場面もあるでしょう。

それでも、メンバー笑顔に勇気づけられるのではないでしょうか。

1人では辛く苦しい道でも、メンバーが揃えば楽しみを見出せるのかもしれません。

同じ境遇のファンを応援

ひとりぼっちこそ持ち合わせてた
こ・せ・いかも。
迷えるものよ小指繋いであげる

出典: 唯君論/作詞:水谷和樹 作曲:水谷和樹,syva

リア充という言葉が流行している昨今、ひとりぼっちが恥ずかしいと感じる方は多いようです。

しかし、ひとりぼっちで居る時こそ、自身と向き合い、自分磨きに励める絶好のチャンス。

ひとりぼっちを愛せる『ぜんぶ君のせいだ。』は、類まれな個性を持っているのです。

歌詞は、ひとりぼっちが好きな方々の背中を優しく押しているのかもしれません。

集団生活で迷いが生じることは全く不思議ではないよ?!小指を繋いで共に歩こう。

このような励ましの言葉として受け取れます。

アイドルとして気高く強く

信頼できるメンバーとファンが力に

病んでる?
いや、大丈夫。君に会えたら
小躍りぶりん
愛し愛されて泣き笑い世界征服。

出典: 唯君論/作詞:水谷和樹 作曲:水谷和樹,syva

Aメロの後に続くサビの部分。

「病んで~」という問いかけから始まります。

元々『ぜんぶ君のせいだ。』のメンバーは、病みキャラ。

他者との接触に苦手意識を持っているタイプもいます。

ゆえに、常日頃から「病んで~」「~大丈夫」と互いを気遣っているのではないでしょうか。

メンバーとの出会いを契機に変われた!前向きな気持ちになれたよ!

それぞれの秘めた想いが歌詞から読み取れます。

視点を変えてみると、ユニットとファンの関係性が…。

いつでも声援を送ってくれるファンは、メンバーの原動力となります。

メンバーは、ファンの期待に応えるべく、無償のを振りまくのでしょう。

悲喜を共有できるメンバーとファンが居れば、アイドル界の征服が夢ではないのかもしれません。

アイドルの道を極めるため

何を失ってしまったとして
他になんにも必要ない此処にいる
笑い合おう

出典: 唯君論/作詞:水谷和樹 作曲:水谷和樹,syva

アイドルは、ファンに夢を与える特別な存在です。

アイドルのを歩む中、諦めなければならない物があります。

『ぜんぶ君のせいだ。』のメンバーは、それを覚悟した上で、アイドルを極めようとしているのでしょう。

歌詞に記された「~失って~」「~必要ない」が彼女たちの意気込みを示しています。

ステージに立った時に笑い合える仲間さえ居れば、他の物は要らないんだ。

アイドルとして今この瞬間を懸命に生きる様相が脳裏に浮かびます

無邪気な2人