【BREEEEZE GIRL/Base Ball Bear】爽やかラブソングの歌詞を紹介♪コードあり

「過度刹那ってる」という言葉が特に印象的ですね。

これはこの時しかその美しさを感じられないことを表しています。

主人公は彼女と恋人になりたいと思いつつ、手の届かない存在であることもわかっているのでしょう。

この先の関係が考えられないのだから、彼女に会えるのも今だけです。

そんないずれ終わってしまう初恋を表した切なさがこの曲の憂いの秘密なのですね。

ここからは「BREEEEZE GIRL」のコード進行を見てみましょう。

シンプルなように見えて仕掛けの光る流れに注目です。

弾き語りにも是非挑戦してみましょう！

#系のキーということでバレーコードが必然的に多くなってきますね。

苦手な人はキーを半音下げるか、1フレットにカポタストを付けて弾いてもいいでしょう。

C#キーですが、頭はF#のコードから。

メジャー系の進行で雰囲気をかえたいときによく使われる手法ですね。

Bメロはマイナーコード始まりの進行に展開。

一気に雰囲気が変わります。

バレーコードで押さえるとほとんど同じ指の形で弾けてしまいますね！

二段目のFのコードからA#mへの流れが楽曲に憂いを与えていますね。

前半はメジャー始まり、後半はマイナー始まりになっているのがなんともドラマチックです！

ご覧の通り、この曲に難しいコードは一切出てきません。

巧いのは、Aメロ、Bメロ、サビとコードの流れでそれぞれの雰囲気をコントロールしているところです。

簡単なコードしか使っていなくても、組み立て方でこれだけ聴こえ方が広がっていくのですね！

今回はBase Ball Bearの「BREEEEZE GIRL」を紹介しました。

夏っぽさと初恋の切なさが表現された良曲でしたね！

夏の締めくくりにはまさにもってこいの1曲だったのではないでしょうか。

彼らはデビューから早くも12年。

まだまだ若い印象がありますが、もはやベテランの域に達しつつありますね。

大御所のアーティストように、新曲だけではなく過去の作品も残り続ける存在になってほしいものです。

OTOKAKEにはこの他にも彼らの名曲を紹介した記事が多数あります！

興味を持たれた方はそちらも是非覗いてみてくださいね。