【真実の詩/Do As Infinity】◯◯のEDテーマに使われた曲？！歌詞の意味に注目！MVあり

ウー・ルーチンさんによる胡弓（厳密には京胡）のメランコリックなメロディーが印象的な「真実の詩」。

伴さんの力強いボーカルも魅力的です。

2015年に発表された「2 of Us」シリーズでも取り上げられており、Do As Infinityの代表曲の一つと言ってよいでしょう。

「真実の詩」は、彼らの14枚目のシングルです。

オリコンチャートの最高位は５位でした。

アルバム「TRUE SONG」とベストアルバム「Do The A-side」「Do The Best ”Great Supporters Selection”」にも収録されています。

そのアルバム「TRUE SONG」は、「真実の詩」を英語に訳したタイトルでもあることから、そのリーダートラックであることがわかります。

「真実の詩」は、「深い森」制作当時から存在し、作詞を担当した伴さんの思い入れが深い曲だとされています。

どんな内容か気になりますね。

「真実の詩」はテレビアニメ「犬夜叉」の5代目のEDテーマ曲となりました。

劇場版には「楽園」を提供し、声優としても参加しています。

伴さんにとって、思い入れのある曲だという「真実の詩」。どのような意味を持つ歌詞なのでしょうか。

ここから歌詞の内容について考えていきます。

夕闇は、日が沈み月が出るまでの暗闇のことです。月も太陽もいない、真っ暗だからこそ自由に想像できます。

逆にいうと、月や太陽が邪魔をして想像力が働かないということ、それだけ微弱な想像力しかないとも取れます。

「果たして手におえないものなのか？」の問いかけは、その想像が実現可能なのか？との自問です。

誰にも邪魔されずにした想像は、実現しようとして人の目に触れた途端に現実に気が付いて頓挫してしまうことがあります。

かといって、誰かを前にして「何がやりたいんだ？」と聞かれても考えがまとまらずにまごつくばかり…。

そのような経験は、誰にでもあるのではないでしょうか？

どのように生きていくか？これは生涯続くテーマなのかもしれません。

若年期にアイデンティティーを確立したとしても、果たしてそれでよかったのか？という問いかけは続くでしょう。

「私を汚して」とは、もっと社会に揉まれて強くなりたいと解釈しますが、ここは取りようがいくつもありそうです。

逆説的に、まだ「綺麗な私」＝「何も知らない私」がいるという主張でもあります。

「そうやって独り　傷ついたり　周りをなくしたとしても」は、賛同が得られず仲間がいなくなったとしても進まなければならいということです。

「真実の詩」が流れているからです。

それには逆らえない、そこに向かって生きるしかないということではないでしょうか。

また「真実の詩」があるから、「一人でも強く生きていける」という自立へのメッセージでもあります。