UVERworldのファンはCrewと呼ばれます。
同じ船の乗組員のように、同じ未来を目指す仲間を表しています。
ちなみに、UVERworldのロゴマークは手を繋いだ人の腕に似ていますね。
ファンを大事にする仲間想いの彼が書く歌詞だから、心に響くのです。
忘れられない友の一言
ドキッとしたアイツの言葉 忘れられないこの一言
「毎日が楽しいなんて、毎日楽しくないのと同じ」
出典: ハルジオン/作詞:TAKUYA∞ 作曲:彰,TAKUYA∞
友人の一人が言っていた言葉を歌詞に載せています。
よっぽど考えさせられたのでしょう。
安定した日々が永遠に続くことは不幸。
波があるからこそ尊い人生なのだと。
同じ音楽にとどまっていてはいけない。常に進化したい。
新しい音楽に挑戦し続ける彼らを、奮い立たせる言葉にも思えます。
変化を恐れる人に喝を入れるような、力強い言葉です。
思い出と歴史
青春時代の思い出
間違った事もやって ボロボロだったあの日々が
今思えば 俺たちの全てだったよな
出典: ハルジオン/作詞:TAKUYA∞ 作曲:彰,TAKUYA∞
この歌詞から、やんちゃな青春時代が想像されます。
というのも、メンバー全員が滋賀県出身の幼馴染みなのです。
おそらく、若い頃から暴れ回っていたのでしょう。
彼らは仲の良いバンドとしても有名です。
帰省するタイミングも一緒なのかもしれません。
地元のトークを繰り広げる姿を想像して、微笑ましくなります。
過ちすらも歴史の一部
今では有名な彼らも、過去には失敗もありました。
TAKUYA∞が公務執行妨害の現行犯で逮捕・拘留された事が報道され、
活動を自粛・休止。発売を控えていた2ndアルバムなど関連商品の
発売が延期とされた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/UVERworld
メンバー全員が謝罪文を書くことになり、TAKUYA∞は心底反省しました。
大事な仲間やファンを傷つけてしまったことを深く後悔したそうです。
活動再開後のライブで、「凛句」というシングルを全員に無料配布しました。
過去の過ちを隠そうとせず、一生忘れないようにと誓ったのです。
この楽曲でも、過去の失敗や過ちについて歌詞で触れています。
ただの武勇伝として終わらせない、謙虚な姿勢も好感がもてます。
自分なりの哲学
タイトルに込められた意味
一人で生まれ一人で死ぬ ただの葦などと 俺は信じたくはない
出典: ハルジオン/作詞:TAKUYA∞ 作曲:彰,TAKUYA∞
この言葉は、有名な哲学者パスカルの言葉からきています。