気づいてくれているよね
小さな心の変化すらにだって
知ってくれているよね
痛む心の音すらもだって

出典: まなざし/作詞:Tsukiko Nakamura 作曲:Tsukiko Nakamura

大きく気持ちを主張するわけでもなく、どこか通じ合える。

そんな関係って素敵です。

2人だけしかわからない空気、でもその2人だからこそ分かりあえることがある。

たくさんの日常を共にしたから、少しの変化に気づけたりします。

それが前髪を切ったとか見た目の話じゃなくて、少しの表情で感情までも感じ取ってほしい。

大切な存在だから、わかってほしい・気づいてほしいと思うのです。

それは、うれしいことだけではなく、悲しい心の痛みも共有したいという気持ちが表れています。

心の音さえ聞こえる距離

そんな関係を作れるのは誰でしょうか。

彼・彼女・親友?

東方神起にとっては、いつも応援してくれるファンも含まれるのではないでしょうか。

この曲は、感謝を込めて贈ると公式サイトでも発表されています。

ライブでファンに向けるまなざし。

実際に会える機会を東方神起の2人は楽しみに、そして気持ちを通わせる場所として大切にしているのだと思います。

特別でなくていい

まなざしをむけることは、日常の中のワンシーンです。

特別な日だけに行われることではありません。

あたたかさを感じたい

誰も 誰も 誰も 知らないような
見たこと 見たこと 見たことないような
珍しい光る心に なりたい訳ではないんだ

出典: まなざし/作詞:Tsukiko Nakamura 作曲:Tsukiko Nakamura

2人の間で流れるものは、周りから見たら特別なものにみえるかもしれません。

でも、2人にとっては当たり前にあるもの。

お互いに特別な存在ではあるけど、心のあり方まで特別だと感じてほしくないと思うのです。

コンビネーション

確か 確か 確か 巡るような
想いを 想いを 想いを感じたいんだ
決してひとりじゃ叶わない
眼差しに教えてもらうんだ

出典: まなざし/作詞:Tsukiko Nakamura 作曲:Tsukiko Nakamura

2人で目を合わすだけで伝わるものがある。

1人で思い続ける一方通行の片思いでは悲しい気持ちになります。

想いを通わせることは1人ではできないからです。

気持ちをめぐり合わせることがお互いに想いを感じることといえるのではないでしょうか。

まなざしを交わすことが気持ちを通わせることになり、想いを感じたいという欲求を満たしてくれるのです。

見つめる側は気持ちを伝え、見つめられる側はそれを受け取ります。

そのやりとりの回数をかさねるとシンクロしていくように想いが通じ合うようになっていきます。

視線を交わすだけで

目は口ほどにものをいうということわざがあります。

目の表情で

言葉を交わすことをせずとも、視線で気持ちを届けることができた感覚。

誰しも一度は感じたことがあるはずです。

そうできた時はとてもうれしく、相手に特別な感情を抱く人も多いはずです。

受け取る側も目の表情を見れば、相手がどんな想いを伝えようとしてるのかわかります。

大切な人ほど目で追うことも多いはず。

その中で自分以外のいろんなまなざしを見かけ、相手の状況を知ることもできます。

真剣なまなざし・不安なまなざし・見守るようなまなざし・訴えかけるようなまなざし。

目は人の気持ちをこんなにも表します。

視線とはとても奥深いものです。

まなざしは、向けるものであって、視線のようにそらすものではありません。

人は、相手に何かしらの感情がある時、伝えたい想いがある時にまなざしを向けます。

受け取る側が向きあってくれないとまなざしを向けた側は悲しい想いをしてしまうことでしょう。

だからこそ