KAT-TUNデビュー前の名曲
「ハルカナ約束」
KAT-TUNが結成されたのは2001年、しかし彼らが楽曲をリリースして正式にデビューしたのは2006年なのです。
5年という月日をかけながら、KAT-TUNは数々の伝説を残していきました。
楽曲をリリースしていないにも関わらず単独ライブにはファンからの応募が殺到。
その後メンバーのドラマ出演などが重なって人気はさらに高まり、CDリリースを待ち望む人が増えていきました。
そんなKAT-TUNがデビュー前から歌っていた楽曲の1つが「ハルカナ約束」なのです。
イントロを聴いただけでお客さんからは待ってましたー!と言わんばかりの歓声が飛び交います。
今までKAT-TUNがリリースしてきた楽曲はどこか悪っぽさを感じるクールなものが多いです。
しかし「ハルカナ約束」はいい意味でアイドルらしいポップなメロディーの楽曲になっています。
KAT-TUNの楽曲にはあまりないテイストだからこそ、いつもと違った彼らの魅力を引き出してくれるのでしょう。
一部のファンの間では、デビュー曲は「ハルカナ約束」ではないだろうか?と予想していたそうです。
実際のデビューシングルは彼らのイメージにぴったりのクールな楽曲「Real Face」でした。
シングル曲ではありませんでしたが、「ハルカナ約束」は同時発売のアルバムに収録されたのです。
ファンの予想はほとんど当たっていましたね。
アルバム『Best of KAT-TUN』収録
デビューアルバムでありベストアルバムでもある作品
デビューシングル「Real Face」と同時にリリースされたアルバム『Best of KAT-TUN』。
デビューなのにベストアルバムというのはなんだか不思議な感じがします。
5年間温めてきた名曲ばかりが詰め込まれたアルバムも初登場1位を獲得する人気ぶりでした。
「ハルカナ約束」はライブでは主にアンコールで演奏されることが多いです。
メンバーが脱退し、人数が少なくなってしまった最近はあまり演奏されていません…。
この楽曲は、次のライブで必ず会おうというファンとメンバーの"ハルカナ約束"なのです。
これを聴けばファンは明日からも仕事や勉強を頑張ることができます。
そしてメンバーもまた必ずこの場所に戻ってくることを約束するのです。
KAT-TUNとファンの絆が深いことを改めて実感します。
『Hyphen Selection』
いつまでも心に寄り添ってくれる人気曲
KAT-TUNはデビュー10周年を迎えた2016年にベストアルバムをリリースしました。
その特典CDのタイトルが『Hyphen Selection』です。
ハイフンはKAT-TUNの真ん中にあるハイフンで、ファンのことを表しています。
つまりこれはファンのリクエストで選ばれた楽曲ばかりが収録されたCDなのです。
選ばれた15曲の楽曲の中に「ハルカナ約束」もランクインしていました。
10年以上経ってもファンからの人気は変わらずに高いことが分かります。
きっとこの先何年経っても、ファンとKAT-TUNの"ハルカナ約束"は続いていくのでしょう。
「ハルカナ約束」の歌詞を解釈
ここからは「ハルカナ約束」の歌詞の意味を解説していきたいと思います。
KAT-TUNと一緒に踊ろう
ナ・ナ・ナ・サ・ク・カ・ナ・ハ・ル・カ・ナ・ヤ・ク・ソ・ク
マ・ワ・ル・ナ・モ・ナ・イ・ヤ・ク・ソ・ク
出典: ハルカナ約束/作詞:SPIN 作曲:モリモトコウスケ
歌詞ではカタカナ表記なので暗号のように見えますが、ここは「ハルカナ約束」の重要な部分です。
いつまでも巡り続ける"名もない約束"は、この約束が永遠に続いていく様子を表しています。
それは盟友と交わした約束かもしれないし、KAT-TUNとファンの約束かもしれません。
大切な人との大事な約束はこの先もずっと変わることはないのです。
ライブでは"マ・ワ・ル"の部分でメンバーとファンが一緒に腕を回します。
ライブ会場が一体になる振り付けがあるのもこの楽曲の楽しみの1つです。