何のテーマ曲?

世界的なあのイベント!

SiM【DiAMOND】MVティザー映像を解説します!ド迫力の演奏シーンが凄い!幻想的な世界観も注目の画像

SiM新曲「DiAMOND」が配信限定でリリースされました。

配信限定とは、インターネット上の配信ストアのみで楽曲をダウンロード販売する事です。

また、こちらの楽曲「Red Bull Crashed Ice Yokohama 2018」というイベントのテーマソング。

このためにSiMが書き下ろしたそうです。

このイベントは、アイスホッケーやスノーボードなどのウィンタースポーツの大会。

「RED BULL MUSIC FESTIVAL」などの音楽イベントは有名ですが、スポーツにも携わっていたのですね。

先述の音楽イベントではメタルやパンク・ハードコアバンドの出演も多く、SiMとも縁深かったのでしょう。

また、日本初開催となる「Red Bull Crashed Ice Yokohama 2018」は神奈川県横浜市で開催されます。

SiMも結成は神奈川県。

自分の地元のイベントをサポートするアーティストに抜擢されたのです。

きっとはりきって楽曲を書き下ろしたのではないでしょうか。

その楽曲「DiAMOND」のティザー映像をご紹介します。

MVの一部にあたるティザー映像は、広告や宣伝に使用される短い尺の映像です。

サムネイル

いわゆる「止めカット」と呼ばれる、サムネイルになるこのシーン。

YouTube動画をアップする時に、映像のカットから指定する事ができます。

選ばれたのはこちら、ヴォーカルMAHのドアップです。

MAH特有のアイメイクを施した大きなギョロっとした上目遣い。

その目力からもバンドの迫力を物語っています。

冒頭の英字は?

年齢制限がある映像

まず冒頭では赤く目立つ画面が表示され、英字で何か書いてあります。

当初は、映像制作会社や制作に関わった人たちの名を連ねたクレジットかと思いました。

しかしクレジットではありません。

こちらの英字の実態は、注意書きなのです。

簡単に訳すと「このティザーは年齢制限なく、全ての人が見ても良いと承認しました」という内容。

さらに続きがあります。

「この映像には年齢制限があります」。

「17歳未満は、親または保護者を同伴する必要があります」との事。

まるで映画のようですね。

ティザー映像は制限無し!

本来フル尺では年齢制限がある映像のようです。

しかし、ティザー映像ならばどの年齢の人も全て見てOKだよ、と承認されています。

全年齢を対象に切り出されたティザー映像、どのような内容なのでしょうか。

まるで外国のような世界観

注意書きの後は、青白いシーンに切り替わります。

なんとも冷え冷えするような、氷のイメージでしょうか。

続いて海外の洋館のようなとある一室でバンドが演奏を奏でています。

色使いは全体に控え目で、寒々しさを覚えるような印象。

そこで激しく冷たいスクリーモを奏でています。

ティザー用に切り出した演奏シーンも、お見事と思わずにはいられません。

クリーンパート、デスヴォイスパート。

シンプルにこの2箇所を盛り込んであるのです。

まず最初に儚い美メロのクリーンパートですんなりと引き込まれていきます。

続いてデスヴォイスが響き渡り、聴いている側も盛り上がってきたその瞬間…。

そこで映像は終わり「coming soon」の文字で締まります。

これだけ短い尺なのに、最も良い箇所をピックアップし畳みかけてくるようです。

一瞬で引き込まれ、リスナーの心を掴んで離しません。

これぞティザーの役割ですね。

氷の輝きとダイヤモンド

演奏のシーンの間にところどころ氷像が入り、とても冷たい場所である事を感じます。

激しい演奏の合間に登場する氷像はとても綺麗で繊細でキラキラと輝いています。

きっと「Red Bull Crashed Ice Yokohama 2018」の氷上の競技を表しているのでしょう。

また同時に氷をダイヤモンドに例えているのではないでしょうか。

途中でMAHが削られたばかりのダイヤモンドを見つめるシーンがあります。

こうしてみると、ダイヤモンドも氷もほとんど見分けがつきません。