2003年10月29日発売。全曲が60年代洋楽のカバーという、異色のアルバムです。
竹内まりやの原点となるこれらの曲を聴けば、すぐに彼女の音楽性が理解できるというわけではありません。
しかし、確実に「何か」を感じてもらえるのではないかと思います。
もちろんそんな小難しいことを考えなくても、純粋に楽しめる1枚になっています。超おすすめ!!
13曲目の「恋のひとこと」は、2013年に急逝した大滝詠一との最後のデュオです。
そしてこれが大滝詠一自身最後のボーカル音源になったという、大変貴重なもの。
二人の交流は、竹内まりやのデビュー以来、約40年に渡るものでした。
第5位 『LOVE SONGS』
初期大ヒット作「不思議なピーチパイ」「September」収録
若き日の名曲が目白押し! これも絶対外せない名作です!
彼女がレコード会社を移籍する前のアルバムとしては、最高の売り上げを記録しました。
秋になると絶対聴きたくなる「SEPTEMBER」や、不朽の名作「象牙海岸」などなど。
名作詞家・松本隆が数多く詞を書いているのも見逃せません。
CMソングとして一世を風靡した「不思議なピーチパイ」もこちらに収録されていますよ。
第4位 『Variety』
シンガーソングライターとして確立した、記念碑的大ヒットアルバム
1984年4月25日発売。6枚目のオリジナルアルバム。
レコード会社移籍後初、休業期間からの本格復帰第一作でもあります。
しかも初めての「全曲竹内まりや作詞・作曲、山下達郎編曲」という記念碑的な作品。
これによって、シンガーソングライターとしての竹内まりやが確立したといえましょう。
錚々たる制作陣と共に活動して来た彼女ですが、それに引けを取らない才能があふれています。
1曲目「もう一度」のインパクトの強さ!
結婚式ソングとして大人気となった「本気でオンリー・ユー(Let's Get Married)」。
時代を超えて愛される、竹内まりやのエッセンスが全体に渡って香気を放つ逸品です。
第3位 『Quiet Life』
押しも押されぬ王道ポップス!
1992年10月22日発売。8枚目のオリジナルアルバム。
オリジナルとしては前作「REQUEST」以来約5年ぶり。115万枚を超えるミリオンセラーになりました。
竹内まりやの堂々たる世界を満喫できる作品です。
第2位 『REQUEST』
4年をかけて達成した、まりや初のミリオンセラーアルバム
1987年8月12日発売。7枚目のオリジナルアルバム。
竹内まりやにとって初のミリオンセラーとなった作品です。
彼女のアルバムを1枚挙げるとすればこれ! という方も多いのではないでしょうか。
その理由のひとつに「長期間にわたって売れ続けた」ゆえの知名度があると思われます。
ちょうどレコードからCDに切り替わる時期だったというのも大きな要因でしょう。
結果として、4年もの月日をかけてのミリオンセラー達成となりました。
歌詞の内容は20~30代の恋愛観にばっちりはまるものが多い印象です。
筆者も当時、リアルタイムで購入しました。年がばれますね。