「打首獄門同好会」とは
男女3人組のスリーピースロックバンド
打首獄門同好会は、2004年に結成された男女3人組のロックバンドです。
このバンドは、激しいラウドなサウンドと何気ない日々の幸せを綴った親しみやすい歌詞というギャップがたまりません。
自ら「生活密着型ラウドロック」と称していて、ファンからは熱い支持を集めています。
その証拠にクラウドファンディングで日本武道館での初のワンマンライブを開催するための資金集めを行ったところ、あっさりと達成。
はじめの800万円という目標を大幅に上回る4300万円以上の資金が集まりました。
この出来事からも、このバンドの人気の高さがよくわかるのではないでしょうか。
ちなみに、このクラウドファンディングにおける出資のリターンはすごいことになっています。
「4K収録による映像作品」「限定小冊子」「おまけもブルーレイ」「Ultra HD Blu-rayオプション」など、出資金額が増えるたびに追加されました。
これは、今までに8枚のアルバムをコンスタントにリリースしていて、着実にファンを獲得してきた結果と言えるでしょう。
大澤敦史(おおさわ あつし)
ギター&ボーカル担当。通称「会長」(同好会の長だから)。
河本あす香(かわもと あすか)
ドラム&ボーカル担当。瀬戸内海のとある島の出身というドラマー。
junko(じゅんこ)
ベース&ボーカル担当。2006年11月から加入したベーシスト(5弦ベース)。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%93%E9%A6%96%E7%8D%84%E9%96%80%E5%90%8C%E5%A5%BD%E4%BC%9A
なぜこんなバンド名に?
この「打首獄門同好会」というバンド名はかなりインパクトがありますよね。
はじめて見た時には、「鳥肌実のようなバンドなのか?」と思った方も多いのではないでしょうか。
実は、このバンド名にはまったく意味はないのだそうです。
バンド結成時にドラムを担当する河本あす香が和風なバンド名が良いと言いました。そこで、案として出したのが「チョンマゲトリオ」。
そのバンド名をどうにか避けようとして、大澤敦史が「打首獄門同好会」「切腹愛護団体」「終生遠島協同組合」の3つを提案したといいます。
それを初代のベーシストである高山明に選ばせたところ、現在の「打首獄門同好会」に決まりました。
この「打首獄門同好会」という名前の由来は、大澤敦史の父親が好んで見ていた「遠山の金さん」のセリフからとっただけなのだそうです。
このように、バンド名には本当に意味がありませんでした。深い意味が込められていても恐いですけどね。
『島国DNA』について
気持ちが入りすぎてバンドの説明が長くなってしまいました。
次に、そんな打首獄門同好会の飯テロソングとして話題の『島国DNA』について紹介していきます。
2016年8月発売のシングル
『島国DNA』は、打首獄門同好会の2016年8月に発売されたシングルです。
「魚」をテーマにした食欲をそそる歌詞と、打首獄門同好会らしい激しいサウンドが魅力となっています。
ちなみに、カップリングは『Natto Never Dies』です。
「納豆」「ねば」「大豆」と「納豆は死なない」をかけたタイトルが秀逸だと思います。
日本の食卓への敬意と愛が感じられるシングルと言えるでしょう。
アルバム『やんごとなき世界』収録
また、『島国DNA』は2017年1月に発売されたアルバム『やんごとなき世界』にも収められています。
かわいいイラストの右端に書かれた「打首獄門同好会」の文字が最高にクールなジャケットです。
このアルバムには独特なMVが制作された『きのこたけのこ戦争』『歯痛くて』など、魅力的な曲が詰まっています。
『島国DNA』を聴いて打首獄門同好会に興味を持った方は、ぜひこちらのアルバムもチェックしてみてください。