「POP VIRUS」初回限定盤の特典映像
星野源さん5枚目のアルバム「POP VIRUS」は2018年12月に4形態でリリースされました。
初回限定仕様を含む通常盤ではなく、初回限定盤AとBはBlu-rayまたはDVDの特典映像付き。
その特典映像の1つが「星野源 LIVE at ONKIO HAUS Studio」です。豪華11曲収録になります。
かなり本気のスタジオライブ映像というわけですが、そのうちの1曲が「海を掬う」です。
この「海を掬う」のスタジオライブ映像がYouTube上にも公開。
こちらでチェックしてみましょう。
スタジオライブ映像
約6分の映像のうち、約3分が「海を掬う」、約1分が他のライブダイジェスト、残り2分が謎?
そんな構成になっています。他のダイジェスト部分では、豪華11曲の収録内容がわかるでしょう。
基本的には「海を掬う」のスタジオライブ映像について詳しく見ていくことにしましょう。
ただし、残り2分の謎の部分も気になるはず!こちらについてもたっぷり解説していきます。
「Crazy Crazy/桜の森」にも収録
「海を掬う」は「POP VIRUS」初回限定盤の特典映像になっていますが、そのCDには未収録。
実は星野源さん7枚目のシングル「Crazy Crazy/桜の森」のカップリング曲になっていました。
ただし、こちらは「海を掬う(House ver.)」というバージョン違いです。
「Crazy Crazy」
「海を掬う」は出てきませんが、この両A面シングルのMV&トレーラー映像も見ておきましょう。
こちらも約6分の映像ですが、「Crazy Crazy」と「桜の森」の他に謎の映像が混ざっています。
この謎についても後ほど回収することにしましょう。
お茶目なスタジオライブ映像を解説!
海を掬う?
夏の中に手を伸ばして
海を掬うと
山の静寂 雨を落とせ
掌から
出典: 海を掬う/作詞:星野源 作曲:星野源
スタジオライブ映像は、銀座にある老舗のスタジオ「音響ハウス」で行われたもの。
白いジャケットに身を包んだ星野源さんのカウントとともに「海を掬う」のライブが始まります。
ギター、ドラム、ベース、ドラムパット、ピアニカ×2の総勢6名による演奏。
星野源さんはイントロ中、フレームアウトしたりインしたり、早くもお茶目っぷりを発揮します。
さて、タイトルにもなっている「海を掬う」(すくう)とはいったいどういう意味なのでしょうか。
言葉少ない歌詞の中に合計3回出てくるフレーズになっています。
最初は文字どおり、海の水を掬うという意味に解釈できるでしょう。
大自然の夏を詩的に表現しているイメージです。