4thシングルとしてリリース
歌詞の特徴
【満月の夜なら】はあいみょんさんの4thシングルとしてリリースされました。
さらに、1stアルバム【瞬間的シックスセンス】にも収録された楽曲です。
この楽曲は官能的な歌詞が特徴的で、読んでいるだけでドキドキしてしまいます。
少し刺激的な内容ではあるものの、やらしさを一切感じさせないのもこの楽曲の素晴らしいところです。
直接的なエロさではなく、詩的に表現することで、小説のような美しさを感じさせます。
あいみょんさんは官能小説を読むのが好きだと公言しており、その感性が作詞に活かされているのでしょう。
そして、あみょんさんのハスキーボイスが歌詞の魅力をさらに引き立てています。
曲名に隠されたギミック
曲名には人を惹きつけるギミックが隠されています。
【満月の夜なら】の「なら」の部分がまさにそうです。
「なら」が付くことで、「満月の夜には一体何が起きるんだろう?」といったような興味が湧いてきますよね。
あいみょんさんを知らないという人でも、曲名を見ただけで内容が気になってしまうのです。
そして、官能的な歌詞へと誘い込む。
まさに、「誘惑」という言葉がこの楽曲にはピッタリだと思います。
すでに曲名からあいみょんさんのこだわりが詰まっている【満月の夜なら】。
歌詞にはどんな魅力が隠されているのか気になってきましたね。
早速歌詞を読み進めていきましょう。
1番の歌詞の解釈
比喩表現が使われた歌詞
君のアイスクリームが溶けた
口の中でほんのりほどけた
甘い甘い甘いぬるくなったバニラ
出典: 満月の夜なら/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
この歌詞を読んで何を想像しますか?
主人公の彼女である君がアイスクリームを食べている姿でしょうか。
実は、これは比喩が使われている歌詞なのです。
実際にアイスクリームを食べているのではなく、主人公と君が口づけをしている様子が表わされています。
甘く溶け出しているのは、お互いの唾液です。
刺激的な内容ですが、アイスクリームという言葉が登場することでいやらしさを感じさせません。
横たわる君の頬には
あどけないピンクと更には
白い深いやばい神秘の香り
出典: 満月の夜なら/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
主人公は君からいつもと違う雰囲気を感じ取っています。
主人公と君はまだ高校生くらいの若者です。
子供から大人へと変化していく年頃。
そんな、発展途上であるがゆえの魅力が君から漂っているのです。
もしも今僕が
君に触れたなら
きっと止められない最後まで
出典: 満月の夜なら/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
2人は付き合ってから初めて一線を越えようとしています。
あいみょんさんは女性であるにも関わらず、思春期の男子の抑えられない衝動を理解しているのが凄いですね。
このまま2人きりの夜へと向かっていきます。
止められない想い
溶かして燃やして潤してあげたい
次のステップは優しく教えるよ
君とダンス二人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて離れないでいて
出典: 満月の夜なら/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん